2020.09.07

遅漏・膣内射精障害トレーニングガイド

TENGAヘルスケアでは、遅漏・膣内射精障害のトレーニングアイテムとして、『MEN’S TRAINING CUP -FINISH TRAINING-(以下MTC)』と『TIMING TRAINER -FINISH-(以下TTF)』を発売しています。

今回は、MTCとTTFを使ったトレーニングの方法やコツを解説します。適切な方法で継続し、スムーズな射精を手に入れましょう!

遅漏・膣内射精障害トレーニングでの変化

トレーニング方法の前に、このトレーニングでどれくらいの変化が見込めるのかについて解説します。
男性機能の専門医である、泌尿器科医の福元和彦先生が、膣内射精障害の患者に対し、メンズトレーニングカップでのトレーニングを実施しました。

膣内射精障害の患者20名に対し、MTCで週1~2回のトレーニングを行った研究報告[1]によると、

  • パートナーが不在の人(4名)を除く、16名中15名で腟内射精が可能になった(93.8%
  • 膣内射精が可能になるまでのトレーニング期間は、平均4.8ヵ月(最短2ヵ月、最長10ヵ月)であった
  • 20名中19名で、一番刺激の弱いMTC Lv.5でも射精が可能になった(95.0%) トレーニング前は全員MTC Lv.5では射精不可
  • MTC Lv.5での射精が可能になるまでのトレーニング期間は、平均3.7ヵ月(最短1ヵ月、最長8ヵ月)であった
  • MTC Lv.5でも腟内でも射精できなかった1名は、勃起障害(ED)と性嫌悪症を併発しており、トレーニングの継続が困難であった

根気よくトレーニングを続ければ、多くのケースで射精がスムーズになると期待できます。

トレーニング前の確認事項

トレーニング開始の前に、以下の3点を確認しましょう。

①EDについて

EDだと十分な挿入時間が確保できず、射精に至れないケースがあります。この場合はトレーニングよりも、まずはEDの治療が優先されます。 ➡EDのセルフチェックはコチラから
EDの治療方法は、勃起薬の服用など様々です。一度医療機関に相談してみましょう。

②遅漏・膣内射精障害の程度をセルフチェック

トレーニングの前に、セルフチェックで症状の具合を測っておきましょう。 ➡ 遅漏・膣内射精障害のセルフチェック
トレーニング前後で測定することで、トレーニングによる成長を確認することができます。

③膣内射精障害の原因のチェック

膣内射精障害の原因の7割は「不適切なマスターベーション」です[2]。 ➡ 不適切なマスターベーションの例
遅漏や膣内射精障害の解消のためには、まず不適切なマスターベーションを止め、普段から適切なマスターベーションを心掛けることが重要です。

また、妊活のプレッシャーや緊張など、心理的な原因がある場合もあります。まずはパートナーとの相談をおすすめします。
自分達での解決が難しそうな場合は、専門医に相談してみましょう。 ➡ オンライン相談はコチラから

トレーニング方法

ではいよいよトレーニング方法です。このトレーニングの目的は、膣に近い刺激にペニスの感覚を慣らし、射精する感覚をつかむことです。
トレーニングの流れ、ポイント、実際の方法を順番に解説していきます。

トレーニングの流れ

遅漏・膣内射精障害トレーニング

トレーニングは、3つのSTEPで構成されています。詳しくは各STEPの解説を確認してください。

  • STEP1:MTCによる段階的な刺激で、弱い刺激での射精に慣れていく。
  • STEP2:腰を振ることで、性交と同じ動きでの射精を目指す。
  • STEP3:腟内でスムーズに射精できる状態を維持します。

トレーニングのポイント

トレーニングの際やトレーニング期間中は、以下のポイントに注意しましょう。

  1. MTCやTTFは、性交と同程度のスピードで動かしましょう
  2. 脚には力を入れないようにしましょう(脚ピン禁止)
  3. 刺激の強すぎるオカズは控えましょう(パートナーの想像がベスト)
  4. 普段のマスターベーションも適切な方法で、優しい刺激を心掛けましょう(トレーニング完了後も同じ)
  5. 射精がスムーズになるタイミングは人それぞれなので、トレーニング期間中も積極的に性交し、状態の変化をチェックしていきましょう

STEP1 段階トレーニング

【STEP1の目的】
MTCによる段階的なトレーニングで、弱い刺激でも射精できる状態を目指します。Lv. 5で射精できるようになれば、実際の膣の刺激でも十分射精できるようになります。

【使用する商品】
MTC Lv.1~5(Lv.5はTTFでも代用可能)

【トレーニング方法】

  • 1回のトレーニングでCUPは1本使います。
  • Lv.1からスタートします。
    ただし、Lv.1は刺激が強く、逆に射精ができなくなる場合もあります。その場合、次回はLv.2やLv.3でトレーニングしましょう。
  • 15分以内に射精できたら、次回は1つ高いレベルでトレーニングします。
    逆に射精できなかった場合は、次回も同じレベルでトレーニングします。
  • MTC Lv.5は、代わりにTTFでトレーニングすることもできます。
    MTC Lv.5での射精は難易度が高く、使用本数も増えてしまいがちです。難しいなと感じたら、繰り返し使用可能なTTFへ早めに切り替えるのがオススメです。

★Lv.5やTTFでも刺激が強すぎると感じる場合は、『MEN’S TRAINING CUP -KEEP TRAINING-』のLv.1を使用しましょう。
★普段の性交でコンドームを使用している場合は、トレーニングでも使用すると、より実際に近いトレーニングが可能です。

【STEP1のゴール】
MTC Lv.5、もしくはTTFで15分以内に射精できたらSTEP1は完了です。
もちろんトレーニング期間中に、セックスで腟内射精ができるようになれば、そこでトレーニング完了でもOKです。

STEP2 腰振りトレーニング

腰振り トレーニング

★STEP1のLv. 5で射精できても、まだ膣内では射精がスムーズにできない場合は、腰振りトレーニングに取り組みましょう。

【STEP2の目的】
実際の性交に近い動き・体勢で射精できることを目指します。

【使用する商品】
MTC Lv.3~5、もしくはTTF
★MTCのレベルは、お好みで選びましょう。

【トレーニング方法】

  • 机やソファ、クッションなどに製品を固定します。
    固定に便利なアイテムはコチラをチェック ➡ 腰振りに便利なアイテム
  • 普段の性交と同じように腰を動かして、15分以内での射精を目指しましょう。

【STEP2のゴール】
実際の性交でスムーズな射精ができるようになったら、STEP2は完了です。

STEP3 維持トレーニング

STEP1,2が完了すれば、あなたは膣内でもスムーズに射精できる状態です。

この状態を維持するために、定期的(週1回目安)に維持トレーニングに取り組みましょう。

【使用する商品】
MTC Lv.5、もしくはTTF
★繰り返し使用可能なTTFがオススメです

【トレーニング方法】

  • 手を動かす、もしくは腰を振って刺激します。
  • 15分以内に射精できる状態が維持できているかを確認しましょう。

トレーニングが完了しても本番では上手くいかない場合

STEP1,2を経て、MTCやTTFではスムーズな射精ができるようになっても、まだ実際の性交渉で上手くいかない場合、心理的な要因が考えられます。
一度専門医へ相談されることをおすすめします。 ➡ オンライン相談はコチラから

【参考文献】
[1]福元和彦, オフィスウロロジーと性機能診療(腟内射精障害の治療経験), 西日泌尿. 84: 228-232, 2022
[2]阿部 輝夫『オルガズム障害とセックス・セラピー, セックス・カウンセリング入門 第2版』金原出版, p122-128, 2005.

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