【早漏トレーニング解説】28回コース ロングプログラム
このページでは、TENGAヘルスケアが提供する2種類の早漏トレーニングの内の、 ロングプログラム(28回コース) について詳しく解説します。
ロングプログラム(28回コース)は、 挿入時間が3分未満 の方にオススメのコースです。よりライトなショートプログラム(10回コース)については、以下で紹介しています。
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目次
- 早漏トレーニング(28回コース)の前提知識
- 早漏トレーニング ロングプログラム(28回コース)の流れ
- トレーニングアイテムの紹介
- トレーニング開始前の5つの確認事項の紹介
- 【実践】早漏トレーニング(28回コース)
- 【STEP0】骨盤底筋を動かしてみよう
- 【STEP1】骨盤底筋を意識するトレーニング(合計4回)
- 【STEP2】骨盤底筋リラックストレーニング(合計12回)
- 【STEP3】ノンストップトレーニング(8回)
- 【STEP4】腰振りトレーニング(4回)
- 【完了後①】セックス中に意識すること
- 【完了後②】維持トレーニング(週1回)
- 【オプション】ホットトレーニングで更なる時間延長を
- 専門医のカウンセリングも活用しよう
- まとめ:早漏トレーニングでより良い性生活を
早漏トレーニングの前提知識
早漏トレーニングとは、骨盤底筋の操作方法(リラックス方法)を身に着けることで、挿入時間の延長を目的としたトレーニングです。
多くのトレーニングと同様、早漏トレーニングでも、目的や前提知識を把握してから実践すると効果的です。
基本情報をまだ確認できていない方は、先に以下のページを確認しましょう。
早漏トレーニング ロングプログラム(28回コース)の流れ
早漏トレーニング ロングプログラムは、トレーニング前の骨盤底筋の確認(STEP0)と、 28回のトレーニング(STEP1~4)で構成されています。
トレーニングの頻度は週4回が推奨されますが、ペースがそれ以下になってしまっても、自分のペースで28回をやりきれれば、変化は期待できます。
もし、この28回コースが難しそうだったり上手く実践できない場合は、よりライトな「ショートプログラム(10回コース)」に切り替えても大丈夫です。
トレーニングアイテムの紹介
ロングプログラム(28回コース)では、『MEN’S TRAINING CUP -KEEP TRAINING-』(以下MTCK) もしくは、『TIMING TRAINER -KEEP-』</strong >を使用します。
どちらを使用してもOKなので、希望に合わせて選択しましょう。
トレーニング開始前の5つの確認事項
- トレーニングは週4回が推奨されます。体に覚え込ませるため、なるべく日を空けずに行いましょう。
- 各STEPを余裕を持ってできなくても、回数に達したら次のSTEPに進みます。
- 刺激が強すぎる場合は、コンドームを併用してトレーニングしてみましょう。
- TTKでは製品中央のパッド、CUPではエアホールを手で抑えないよう注意しましょう。
また、CUPではエアホールシールの剥がし忘れにも気をつけてください。 - トレーニングが完了していなくても、射精のコントロールが上達している可能性があります。途中でも積極的にセックスを行い、状態を確認しましょう。
【実践】早漏トレーニング(28回コース)
ここまでの内容が全て確認できたら、いよいよトレーニングを実践します。
- TTKの場合:28回のトレーニングは全てTTKで実施すればOKです。
- MTCKの場合:以下の各STEPに目安のレベルが紹介されているので、まずはそのレベルのカップを使用しましょう。
【STEP0】骨盤底筋を動かしてみよう
アイテムを使用したトレーニングの前に、まずは骨盤底筋の感覚を確認しましょう。
骨盤底筋とは、放尿中に尿を止めたり、肛門を締めたりする際に収縮する筋肉で、骨盤底部にハンモック状についています。
- 肛門と陰のうを胃の方に吸い上げるイメージで力を入れ、骨盤底筋を動かしてみましょう。
- 連動して、陰茎の付け根もピクピクと動けば成功です。
動きが良く分からない場合は、以下を試してみてください:
- 椅子に座り、手の平の中心が肛門付近に来るように手をお尻の下に入れます。
- 骨盤底筋に力を入れ、中指の辺りに圧力を感じられれば正しく収縮ができています。
- 一方、手の平全体が下に押されるような圧迫を感じる場合は、間違った力の入れ方です。
早漏トレーニングでは、骨盤底筋への意識が非常に重要です。
感覚が分かるまで工夫しながら力の入れ方を試してください。
骨盤底筋の動きを感じられたら、STEP1に進みましょう。
【STEP1】骨盤底筋を意識するトレーニング(合計4回)
CUPでの推奨レベル(目安):レベル1×4回
STEP1では、TTKやMTCKを普通に使用しマスターベーションを行います。
射精直前や射精中に、骨盤底筋がどのように動いているかを意識できるようになりましょう。
- 射精感の高まりに合せて、骨盤底筋が緊張していく。
- 射精中には骨盤底筋がビクビクと収縮している。
これらを意識できるようになれればOKです。
【STEP2】骨盤底筋リラックストレーニング(合計12回)
CUPでの推奨レベル(目安):レベル1×3回→レベル2×3回→レベル3×3回→レベル4×3回
STEP1で射精直前の骨盤底筋の緊張を意識できるようになったはずです。
早漏トレーニングでは、この緊張を意識的に遠ざけられるようになることが重要です。
以下の流れでトレーニングを行います:
- 射精感が高まるまでは通常通り刺激を与える。
- 射精感が近づいたら:
・手の動きを止める。
・骨盤底筋をリラックス(脱力)させる。 - 45秒以内を目標に射精感を遠のかせる。
- 射精感が遠のいたら刺激を再開。
- 1回のトレーニングでこれを4回繰り返し、5回目には我慢せずに射精。
トレーニングを重ねるごとに、射精感を遠のかせる感覚に慣れていければOKです。
【重要なコツ】
骨盤底筋のリラックスは早めにおこないましょう。
トレーニングが上手くいっている方からは、「射精を10とすると、射精感が7割位の段階でリラックスを始めている」という意見が多く聞かれています。
コツを掴むまでは、リラックスは早めに始めることを心がけましょう。
リラックスのコツやタイミングは、以下の体験談も参考にしてください。
【STEP3】ノンストップトレーニング(8回)
CUPでの推奨レベル(目安):レベル1×2回 → レベル2×2回 → レベル3×2回 → レベル4×2回
STEP2と同様のトレーニングを、STEP3では手を止めずに行いましょう。
射精が近づいたら、手を動かし続けたまま、骨盤底筋をリラックスして射精感を遠のかせます。
- 動かすスピードを維持したまま4回射精を我慢できればベスト。
- 難しい場合は、スピードを少し落としてトレーニングを続けてもOK。
STEP2同様、1回のトレーニングで射精感を4回遠のかせ、5回目には我慢せずに射精しましょう。
最初は難しいと思いますが、トレーニングを重ねるごとに我慢が楽になったり、動かすスピードが維持できるようになれればOKです。
【STEP4】腰振りトレーニング(4回)
CUPでの推奨レベル(目安):レベル3×1回 → レベル4×1回 → レベル5×2回
STEP3と同じトレーニングを、STEP4では腰を振って行います。
TTKやMTCKをクッションや机などに押さえ付け、性交時と同じように腰を振ります。射精が近づいたら、腰を振り続けたまま、骨盤底筋をリラックスさせて射精感を遠のかせます。
この際、腰振りトレーニングの専用アイテムであるTRAINING TETRAがおすすめです。
- 4本の脚を活用することで、しっかりと安定した状態を維持することができ、様々な体位を練習することができます。
- STEP2,3と同様、1回のトレーニングで射精感を4回遠のかせ、5回目には我慢せずに射精しましょう。
【完了後①】セックス中に意識すること
ここまでのトレーニングで、「骨盤底筋のリラックスによる射精コントロール」を習得できているはずです。
実際の性交渉でもトレーニングと同じ感覚で、骨盤底筋のリラックスによって射精をコントロールしていきましょう。
トレーニングであまり変化を感じられなくても、実際のセックスでは挿入時間が伸びている場合もあります。ぜひ自信を持ってセックスに臨んでください。
【完了後②】維持トレーニング(週1回)
CUPでの推奨レベル(目安):レベル5
トレーニング終了後も、射精のコントロールを実践していないと、身体が感覚を忘れていってしまいます。定期的にセックスする機会が無ければ、週1回程度の維持トレーニングに励みましょう。
維持トレーニングは、上記のSTEP3もしくはSTEP4を実践すればOKです。
トレーニングをMTCKで実施した方でも、維持トレーニングはTTKで実施して構いません。
維持トレーニングを継続的に実施しそうな方には、繰り返し使用できるTTKがオススメです。
【オプション】ホットトレーニング
より実践的なトレーニングを目指す方には、各種WARMER(ウォーマー)を使用するホットトレーニングがオススメです。
- TTKやMTCKの内部を温め、膣に近い状態でトレーニングを実施可能。
- 途中から導入してもOK。
- 維持トレーニングとしても活用可能。
専門医のカウンセリングも活用しよう
早漏トレーニングでの変化は人それぞれです。トレーニングだけではなかなか上手くいかない場合は、別の対策を取り入れても良いでしょう。
早漏の対策に悩んだ場合は、専門医のカウンセリングが解決のキッカケになるかもしれません。オンラインでのカウンセリングも可能なため、興味のある方は一度受けてみるのも良いでしょう。</span >
まとめ:早漏トレーニングでより良い性生活を
早漏トレーニングのロングプログラム(28回)について解説しました。トレーニングは適切に実施できれば、多くの方にオススメできる方法ですが、得られる変化には個人差があります。
また、最初は難しくても段々と変化を感じられるようになったり、トレーニングでの変化が少なくても、実際のセックスで挿入時間が延長していた、という場合もあります。
トレーニングは根気よく継続することが重要です。ぜひ今回紹介した早漏トレーニングを活用し、より良い性生活を手に入れてください。
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<この記事の監修>
福元メンズヘルスクリニック 院長
福元 和彦(医師)
■泌尿器科医 ■性機能学会専門医 ■抗加齢医学会専門医 ■排尿機能学会認定医
福元メンズヘルスクリニック
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<著者プロフィール>
TENGAヘルスケア 研究開発主任 牛場 栄之(うしば ひでゆき)
平成3年生まれ。大学および大学院では神経科学を専攻、2016年に株式会社TENGAへ入社、以来TENGAヘルスケア製品の研究開発を担当、その後現職。
製品開発のかたわら、皆さんに役立つ性や妊活の情報をお届けします!
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