2022.09.11

【早漏トレーニング体験談】10回コースにTENGAヘルスケア社員が挑戦

早漏トレーニングのショートプログラム(10回コース)に、TENGAヘルスケア社員が挑戦しました。予想以上の好効果が得られたので、これからトレーニングに取り組む方は、ぜひこの体験談を参考にしてください。

目次

ショートプログラム(10回コース)とは
トレーニング挑戦者(Aさん)の紹介
【体験談】トレーニング準備編
【体験談】トレーニング実践編
 トレーニング序盤(1,2回目)
 トレーニング中盤(3~6回目)
 トレーニング終盤(7~10回目)
【体験談】トレーニングを終えて
【体験談】トレーニングを振り返って、これから実施する方々へ

ショートプログラム(10回コース)とは

ショートプログラム(10回)とは、TENGAヘルスケアが提供する早漏トレーニングの1種です。挿入時間が3分以上ある方にオススメのコースで、よりハードなロングプログラム(28回コース)と比較して、ライトに始めることができます。

トレーニングでは『MEN’S TRAINING CUP -KEEP TRAINING-』(以下MTCK)を使用し、トレーニング回数は全10回です。

このトレーニングの目的は、骨盤底筋の操作(リラックス)によって、射精をコントロールするコツを身に付けることです。

早漏 改善 トレーニング

トレーニング挑戦者(Aさん)の紹介

今回トレーニングに挑戦するTENGAヘルスケア社員(Aさん)のプロフィールを紹介します。

  • 年齢:29歳
  • 普段の挿入時間:約5分
  • 特に我慢が難しい姿勢:後背位(バック)

【Aさんの早漏ヒストリー】

  • 大学生の頃に初セックスし、挿入時間は2分程度だった。そのときに自分は早漏だと自覚した。
  • セックスに慣れて来て挿入時間は5分程度まで伸びたが、もっと長くしたいと思っていた。ただ、セックスの機会はあまり多くなかったので、それほど悩んではいなかった。
  • 社会人になってから付き合ったパートナーから、「元カレは射精のコントロールがうまかった(挿入時間が長かった)」と比較されショックを受ける。これが契機で早漏の悩みが深まり、改善を真剣に考えだす。
  • 改善方法として、Aさんは早漏治療薬(個人輸入)に手を出す。
  • 治療薬の服用で挿入時間は延長されたが、副作用も多いと感じる。Aさんが感じる副作用は、腹痛、動悸、快感の明らかな減少、イキづらくなる場合もある。

【トレーニング前のAさんのコメント】

治療薬で早漏は改善されるのですが、上に挙げた腹痛と動悸の副作用がキツく、本当は服用したくありません。個人差はあると思いますが、自分の場合、副作用は1晩中続きます。イキづらくなるのも正直イマイチです。

今回のトレーニングによって、副作用を感じず、好きなタイミングで射精できるようになれれば嬉しいです。

このトレーニングは「骨盤底筋のリラックス」が重要とのことですが、この部分が正直腑に落ちていません。射精を我慢するためには、骨盤底筋にギュッと力を入れることが重要なんじゃないんでしょうか?「骨盤底筋の力を抜くと終りだ(射精してしまう)」というイメージがありますし、実際力を入れることで、ほんの少し射精が我慢できている感覚もあります。

リラックスで射精コントロールというのは半信半疑ですが、とりあえず取り組んでみようと思います。

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それでは、Aさんがどんなトレーニング体験を辿るか、見ていきましょう。

【体験談】トレーニング準備編

【トレーニングの説明】

まずは準備編です。準備編では骨盤底筋を動かしてみて、骨盤底筋を意識できるようになることが目的です。まだMTCKを使ったトレーニングではありません。

【Aさんのコメント】

骨盤底筋を動かすことは元々できました。自分の動かし方は「お尻の穴から股間のライン辺りに力を入れる」です。

ただ、普段セックスで射精を我慢する際、骨盤底筋が力む癖もついていて、やはりリラックスで本当に我慢になるのか疑問に思っています。リラックスしたらそのまま射精しちゃうんじゃないかな、という気がします。

【体験談】トレーニング実践編

【トレーニングの説明】

ここからMTCKを使用した、本格的なトレーニングに入っていきます。週2回のペースで5週間(合計10回)のトレーニングを行います。

トレーニングには、難易度が高いノンストップ法(方法1)と、少し易しいストップ&スタート法(方法2)の2種類のやり方があります。

トレーニング序盤(1,2回目)

【トレーニングの説明】

まずは、一番刺激の弱いMTCKレベル1でのスタートです。骨盤底筋の意識は問題無くできるAさんですが、うまくコツを掴んでいけるのでしょうか。

【Aさんのコメント】

レベル1はかなり刺激が弱く、骨盤底筋に意識を向ける余裕がありました。最初はノンストップ法(方法1)でチャレンジしてみたのですが、全然我慢ができませんでした。前述の通り、射精の直前で骨盤底筋が力む癖がついているので、トレーニングでも骨盤底筋が力んでしまったのだと思います。

正直この段階では、なぜリラックスすると我慢に繋がるのか、まだ腑に落ちていません。

手を止めれば射精感を遠ざけることができたので、ひとまずストップ&スタート法(方法2)でトレーニングを進めていきました。

ただストップ&スタート法でも、手の動きを再開すると、すぐに再び射精感がギリギリまで高まってしまっていました。「射精感を遠のかすことはできておらず、ただキワキワの所を行き来しているだけ」という状態で、こんな調子で上手くいくのかなぁ、と若干不安でした。

トレーニング中盤(3~6回目)

【トレーニングの説明】

トレーニング中盤です。レベル1より刺激の強い、レベル2と3でトレーニングしていきます。

【Aさんのコメント】

レベル2の刺激の強さは、レベル1とそれほど変わらない印象でした。

3回目のトレーニングを終えても、相変わらず「骨盤底筋のリラックスで射精感を遠のかせる」が理解できておらず、イキそうになったら手を止めて、でも再開したらスグにまた射精感がギリギリまで高まる、を繰り返している状態です。

しかし、トレーニング4回目で転機が訪れました。

普段のセックスや3回目のトレーニングまでは、射精感が高まりつつある途中から、「射精してはいけない、決壊させてはいけない」と思い、射精の直前だけでなく、ずっと骨盤底筋に力を入れていました。

4回目のトレーニングでは、射精感が高まりつつある途中で、「もう射精しちゃってもいいや」と思い、半分諦めの心境で、思い切って力を抜いてみたのです。そうすると、なんとみるみる内に、ビックリするほど射精感が遠のいていったのでした。

この体験から、以下の2点がコツだと分かりました。

  1. 骨盤底筋のリラックスは、射精の直前ではなく、早い段階(射精時を10とすると7割くらい)から行うこと。
  2. 恐れずに力を抜くこと。

特に②は、初めて自転車に乗れるようになった時の感覚に似ていると思います。(個人的には、スノーボードでターンができるようになった時の感覚もコレです)

自転車もスノーボードも、どうしても最初は怖くて力が入ってしまいますが、それでは上手くいかないと思います。変な意識や抵抗をせず、リラックスして乗りこなすことが大切だと思いますが、射精コントロールもこれと同じだと分かったのです。

ちなみに自分流の骨盤底筋をリラックスさせる感覚は、「ウォシュレットを肛門で受ける時の感覚」です。リラックスの方法が分からない方がいましたら、参考にしてもらえればと思います。

このように、トレーニング4回目(レベル2の2回目)でコツが掴めかけたので、5回目(レベル3の1回目)以降は、このコツを確固たるものにする作業でした。レベル3の刺激はそこそこ強いので、より明確に射精感7割の時点からリラックスするように心掛けました。

この時点でも、方法は相変わらずストップ&スタート法(方法2)でした。ノンストップ法(方法1)はまだまだ難しそうで手が出せません。ただストップ&スタート法でも、トレーニングになっているような気がしてきました。

トレーニング終盤(7~10回目)

【トレーニングの説明】

早くもトレーニング終盤です。更に刺激が強くなりますが、なんと果敢にもAさん、CUP WARMERでのトレーニングにもトライしたようです。
※CUP WARMERはMTCKの内部を体温程度に温めるアイテムで、より実践に近いトレーニングが可能になります。

【Aさんのコメント】

レベル3からレベル4へのアップは、それ程難しくありませんでした。ただ、レベル5でCUP WARMERを試したところ、刺激が一気に上がり、骨盤底筋のリラックスが間に合わなくて暴発してしまいました。(くやしい!)

ただ、CUP WERMERを使用するとリアルな感覚が得られ、よりレベルの高いトレーニングができそうだな、と思いました。

CUP WERMERでは暴発してしまいましたが、レベル5のトレーニングまで終えて、ストップ&スタート法での射精コントロール(骨盤底筋のリラックス)のコツは、だいぶ掴めたと思います。

【体験談】トレーニング後、セックスしてみて

トレーニングを最後まで終えて、Aさんのセックスにはどのような変化が生じたのでしょうか。実際にセックスした後の、Aさんのコメントを見てみましょう。

【Aさんのコメント】

まず、実際のセックスでの挿入時間ですが、10分程度まで伸ばすことができるようになりました(元々が5分)。ちなみに薬は使っていません。

今の所10分程度で満足して、そこで射精していますが、射精のタイミングをコントロールできている感覚があるので、もっと長く挿入していることも可能だと思います。

薬を服用したときのような副作用もないので、非常に満足しています。快感の減少もありません。

セックス中もトレーニングと同様、射精感が7割位に高まったところで、骨盤底筋をリラックスする方法でコントロールしています。

トレーニングをずっとストップ&スタート法(方法2)で実施していたからか、腰を動かし続けた状態では我慢が難しい体位もあります。その辺りは今後ノンストップ法(方法1)でトレーニングしたり、CUP WARMERを使用することで、よりコントロールできるようになると思います。

【体験談】トレーニングを振り返って、これから実施する方々へ

では最後に、トレーニングを振り返り、これからトレーニングを実施する皆さんに向けた、コメントをもらいましょう。

【Aさんコメント】

自分と同じように、このトレーニングで射精コントロールのコツが掴める人はたくさんいると思います。先述しましたが、トレーニングのコツは、以下の2点でした。

  1. 今までのクセを捨てて、とにかくリラックスしてみる。
  2. 射精感が湧いてきたらギリギリまで粘るのではなく、早めにリラックスをする。

自分と同様、どうしても力むクセがついている方も居ると思いますが、嘘だと思ってリラックスしてみてください。じわりじわりと、ビックリするほど射精感が遠のいていくと思います。

あと、「もう出そう!」のタイミングでリラックスするのではなく、射精感が沸いてきたら早めの脱力が大切です。ぜひこの2点を意識して、トレーニングして頂きたいと思います。

それと、このトレーニングは、波を乗りこなすような感覚で行うと、楽しんで実施できると思います。MTCKのレベルが上がるにつれて、押し寄せる波(快感)が大きくなるので、その波に飲まれないように乗りこなす。自分の骨盤底筋をコントロールして崩れないようにする、どこまでの波ならギリギリの所で乗りこなせるか、それを攻める面白味がありました。

今回自分は、簡単な方のストップ&スタート法(方法2)でトレーニングしましたが、ノンストップ法(方法1)でトライしたり、CUP WARMERを駆使することで、色々な波乗り練習が可能なのが、このトレーニングの優れた点だと思います。

ストップ&スタート法だけでも十分効果はあると思いますが、難易度の高いトレーニングができればできるほど、よりコントロールが状態すると思います。これからトレーニングする皆さんも、うまく難易度を調整し、実のあるトレーニングをして頂ければ幸いです。

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