男性不妊とは?男性不妊症の原因や対処法などの基礎知識

出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所、2015)によると、「不妊を心配したことがある」20~40代の夫婦の割合は、夫婦全体の35.0%に上ることが分かりました。また、子どもがいない夫婦に限ると、その割合は55.2%にもなりました。このように、「不妊」は今や社会問題といえる状態です。

ただ「不妊」と聞くと、「女性の問題」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?実はそれは間違いで、「男性不妊」の存在も、妊娠を妨げる要因となっています。

今回は、まだまだ知られていない「男性不妊」について、その実態や対処法をご紹介します。男女問わず、妊活中の方も、今後妊活を考えている方も、「男性不妊」について正しい知識を身に着けておきましょう。

目次

男性不妊とは?
 男性不妊の原因と症状
  男性不妊の原因 ①造精機能障害
  男性不妊の原因 ②性機能障害
 男性不妊の割合 何人に一人が男性不妊?
 精子の質は年々低下している?
男性不妊かも?と思ったとき 男性不妊の確認方法
 とにかくまずは精液検査
 精液検査は医療機関で受けるべし
 自宅で精子の状態をチェックする方法
男性不妊の予防法&対処法
 精子の質を維持・改善させよう
 性機能障害の対処法
  EDの対処法
  膣内射精障害の対処法
  シリンジ法も活用してみよう
まとめ:妊活では男性不妊を忘れずに

男性不妊とは?

そもそも「不妊」とは、日本産科婦人科学会によると「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間(一般的には1年間)妊娠しない状態」と定義されていますが[1]、不妊の原因が男性にもある状態を「男性不妊」と呼びます。

ここで、WHOが発表した、不妊で悩むカップルの原因の内訳を見てみましょう。

WHO不妊の原因

「男性のみに原因:24%」、「男女両方に原因:24%」となっており、男性に原因がある割合が合計48%にも上ることが分かります。不妊の約半分のケースで、男性側に原因があると考えると、妊活において「男性不妊」は避けては通れない問題と言えるでしょう。

男性不妊の原因と症状

では次に、男性不妊の主な症状(中身)を見ていきましょう。

男性不妊の原因内訳

こちらのデータは、国内の男性不妊患者7,269名の原因の内訳です[2]。男性不妊の原因では、以下が多いことが分かります。

 ①造精機能障害(特発性/精索静脈瘤)
 ②性機能障害

男性不妊の原因 ①造精機能障害

男性不妊の原因の82.4%を占めるのが「造精機能障害」です。造精機能障害とは、「精子を造る能力や、造られた精子に何かしらの異常がある状態」を指します。

この造精機能障害の約半分は原因が不明で、「特発性の造精機能障害」(男性不妊全体の42.1%)と呼ばれています。つまり、精子に異常があっても、半分の場合でその原因は分からないということです。

<主な精子の異常>

  • 精液の量が少ない
  • 精子の濃度が低い
  • 精子の運動率が低い、運動性が悪い
  • 精子の形態異常率が高い
  • 射精あたりの精子の総数が少ない
  • 射精あたりの運動精子の総数が少ない
  • 精子の持つDNAに異常がある

「無精子症」や「乏精子症」などは、この造精機能障害に含まれます。

精子の異常の程度によって、妊活や不妊治療の方法が変わる場合があるため、精子の状態を把握することは非常に重要です。

乏精子症と正常な精子の状態

一方、原因が見つかる場合、その多くは「精索静脈瘤(りゅう)」(男性不妊全体の30.2%)です。静脈瘤とは、血液の逆流などで静脈が詰まり、血管が拡張することによって生じる現象です。この静脈瘤が精巣の周りにできた状態を「精索静脈瘤」と呼びます。

そもそも精巣で効率的に精子が造られるためには、体温より低い環境が必要です。そのため一般的な哺乳類のオスでは、精巣は体外に出ています。精巣も内臓の一種なので、安全性を考えると他の臓器と同様、体内に収納されるべきですが、そのリスクを負ってでも精巣が体外に出されていることから、精巣を冷やすことがいかに生殖戦略上重要か分かります。

精索静脈瘤になると、血液の循環が阻害され、精巣の温度上昇や低酸素状態などが生じ、結果精子の生産能力が低下します。

精索静脈瘤は珍しい疾患ではなく、不妊症ではない男性でも、15~20%程度の割合で発生しています。精索静脈瘤によって精子に異常がある場合は、手術による処置が行われます。ただ、精索静脈瘤があっても精子に異常がない場合も少なくないため、手術の実施については医師との相談になります。

精巣静脈瘤[3]より引用

男性不妊の原因 ②性機能障害

次に「性機能障害」について見ていきましょう。性機能障害は男性不妊の原因の13.5%を占め、「セックスや射精をする機能/能力の障害」を指します。

自然(原始的)な方法で妊娠に至るためには、

 陰茎の勃起 → 膣への挿入 → 膣内でのオーガズム及び射精

という流れが必要ですが、この内のどこかが上手くいかないと不妊の原因となります。

主な性機能障害には、以下の二つが挙げられます。

  •  勃起障害(ED):陰茎が十分勃起せず膣への挿入ができない、または射精するまで勃起を維持できない状態
  •  膣内射精障害(重度の遅漏):セックス中、膣内で射精することができない状態(マスターベーションでの射精は可能)

また稀ですが、以下の性機能障害で不妊となる場合もあります。

  • 逆行性射精:精液が陰茎ではなく、膀胱の方へ流れてしまう現象。オーガズム(射精感)はあるが、精液が放出されない。
  • 性嫌悪症:性的な事柄に対し、極めて強い嫌悪感を抱く疾患。セックスを避けることで、不妊の原因となる。
  • オーガズム障害:オーガズムに至れず、射精ができない状態(マスターベーションでの射精も不可)

これらの性機能障害は、不妊の原因となるだけでなく、性生活の質の低下にも直結します。性的なことはなかなか他人に相談しづらいですが、専門の医療機関で治療できる場合もあるため、悩んでいる方は一度相談されることをオススメします。

<参考>
射精障害克服のために 専門医へのオンライン相談(カウンセリング)

男性不妊の割合 何人に一人が男性不妊?

ここまで、男性不妊の原因を紹介しましたが、まだ「自分には関係ないことだ」と考えている男性も多いのではないでしょうか?

性機能障害であれば、「勃起や射精ができない」といった、目に見える症状があるため自覚できます。しかし、精子は目に見えないため、射精して精液が出ている限り、精子の異常に気が付くことは難しいでしょう。そのため、精子の異常は発見が遅れがちです。

実際、男性不妊の専門医である辻村晃医師(Dクリニック東京)が、722人の結婚前の男性の精液を検査した所、実に5人に1人の割合で、精子濃度や運動率など何かしらの数値が自然妊娠の基準を下回り、不妊のリスクがあるとされました[4]。

また、精液中に精子が全くいない状態を「無精子症」と呼びますが、日本の成人男性では約1%が無精子症だと言われています[5]。無精子症では自然妊娠は不可能なため、医療機関での早急な対応が必要になります。

5人に1人で精子の質が低く、100人に1人は無精子症、これを聞いたらもう「男性不妊」が他人事とは言えないですよね?

精子の質は年々低下している?

悪いニュースは続きます。マウントサイナイ・アイカーン医科大学が、1973年~2011年の間に実施された精液所見(精子の状態)に関する244件の研究(合計42,935人の男性の精液情報)を分析した所、この約40年間で世界的に見て、精子の濃度が約70%に減少していることが明らかとなりました(1973年:9280万匹/ml ➡ 2011年:6640万匹/ml)。また、欧米諸国(北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド)だけで見ると、その減少率はなんと50%を超えていました(1973年:9900万匹/ml ➡ 2011年:4710万匹/ml)[6]。

精子の質の低下

減少の要因には、食生活や環境の変化など、様々なものが挙げられています。

特に日本では、晩婚化に伴い第一子出産時の父親の年齢も上昇しています。精子の質は加齢によって低下する傾向があるため、この点も男性不妊を増やしている一因と言えるでしょう。

以上のことから、現在もしくは将来的に子どもを希望する人は、「自分達は、自分達の親や祖父母世代よりも妊娠が難しくなっている」ということを、しっかりと自覚した上で、適切に妊活に臨む必要があると言えるでしょう。

男性不妊かも?と思ったとき 男性不妊の確認方法

自分やパートナーが男性不妊かどうかは、どのように確認すれば良いのでしょうか。

とにかくまずは精液検査

まずは「精液検査」を受けましょう。

一にも二にも、妊活を真剣に意識したら、とにかく最初に精液検査なのです。

先述のように、EDや膣内射精障害といった性機能障害であれば、症状が目に見えるので自覚できます。しかし精液所見(精子の質)に関しては、血が混じっていたり、精液量が少ないといった目に見える異常が無ければ、自分で異常に気が付くことはできません。

また、精液所見は本人の容姿や性格とは関係しない場合がほとんどです。実際にTENGAやTENGAヘルスケアでも、体格が良く活力も高い男性社員で精子が殆どいなかったり、逆に瘦せ型でおとなし目の男性社員の精子の質が非常に高かったりと、そのギャップに驚かされることが多々あります。検査をせずに精子の状態を知ることは難しいのです。

妊活や不妊治療をどのように進めていくかは、精液検査の結果で大きく変わります。もちろん女性側の要素もありますが、精液所見が十分良好であれば、自然妊娠やタイミング法などで、一方初見が悪ければその程度に応じて、人工授精、体外受精、顕微授精など、場合によっては手術も検討されます。

男性にとって精液検査を受けることは、自分の男としての能力を計られるような気がして、そしてもし「無精子症だった」なんて結果を想像すると恐ろしくなり、気が進まない人も多いと思います。「精液検査でドキドキなんかせずに、セックスして妊娠できればそれでいいじゃないか」と。しかし、もし精子に問題があることが後で分かった場合、それまで行った妊活の全て(費用、手間、時間)が無駄だったという可能性もあります。自分だけの問題ならまだ良いかもしれませんが、妊活には相手の存在もあります。相手の努力を無駄にしてしまう可能性を考えると、そちらの方が恐ろしくはないでしょうか?

後で後悔しないためにも、「気が進まない」などと言わず、まずは精液検査を受けるべきなのです。

精液検査は医療機関で受けるべし

精液検査は、医療機関(泌尿器科、産婦人科、不妊クリニック)で受けることができますが、可能であれば、男性不妊に詳しい泌尿器科の専門医がいる医療機関での検査がオススメです。検査結果に基づいて、適切な対応を指導してくれる可能性が高いからです。

また、検査方法によって保険適用の有無が変わります。保険適用であれば検査費用は1,000円前後ですが、自由診療では5,000円以上になる場合も珍しくありません。費用については検査内容も含め、事前に医師と相談するのが良いでしょう。

医療機関での精液検査では、主に以下の項目がチェックされます。

<精液の主な検査項目>

  • 精液量:1回に射精された精液の量
  • 精子濃度:精液1 ml中の精子の数
  • 運動率:精子の内、動いている精子の数の割合(前進運動性など動きの質を見る場合もある)
  • 総精子数:1回の射精精液に含まれる、精子の総数
  • 総運動精子数:1回の射精精液に含まれる、運動している精子の総数
  • 正常形態率:形態が正常な精子の数の割合
  • DNA断片化指数(DFI):精子のDNAの損傷具合(この検査は一般的な精液検査では実施されません)

また、医療機関での精液検査は、大まかに以下の流れで行われます。

<精液検査の流れ>

  1. 受診・説明 
  2. 指定された期間の禁欲 
  3. 精液の採取(専用の容器に自宅もしくは院内で採取)
  4. 精液の提出
  5. 精液の検査(培養士もしくは分析器で)
  6. 結果の確認
  7. 2回目以降の検査

「3.精液の採取」を行う場所について、精液の質は射精後の時間経過で低下してしまうため、より正確な検査結果を得るためには、射精後すぐに検査が可能な、院内での採精(採取)が望ましいとされてきました。しかし近年のコロナウイルス蔓延の影響で、院内の採精室が使用できず、自宅での採取を指示する施設の割合が増えています。自宅採精の場合、特に冬場は寒さで精子の質が低下する恐れがあります[7]。正確な検査のために、自宅からの運搬時は、なるべく採精時の温度(室温)が維持されるように工夫しましょう。

また「7.2回目以降の検査」とあるように、精液検査は基本的に複数回受ける必要があります。これは、精液の状態は日ごとのバラつきが大きく、何度か検査しないと本当の状態が分からないからです[8]。

精液検査以外にも、状況に応じて触診やエコー検査、ホルモン検査、染色体(遺伝子)検査を実施する場合もあります。

自宅で精子の状態をチェックする方法

精液検査は医療機関で受けるべきですが、まだ妊活の最初期であったり、妊活前の段階だと「病院に行くのはまだ...」と思ってしまうでしょう。そのような場合は、自宅で精子の観察ができる『TENGA MEN’S LOUPE(メンズルーペ)』を使ってみましょう。メンズルーペを使えば、スマホのカメラで精子を観察することができます。1,500円で最大4回の観察ができるので、実験感覚で何度か観てみると良いでしょう。その結果、精子が全然見当たらない/動いていない、といったことがあれば、スグに医療機関に相談しましょう。

メンズルーペはあくまでも観察キットで、正確な検査には医療機関の受診が必要です。メンズルーペで精子がたくさん観察できても、検査してみると違った結果が出るという場合もあります。本格的に妊活に取り組む段階では、やはり医療機関での検査をオススメします。

男性不妊の予防法&対処法

男性不妊の主な原因として、「造精機能障害(精子の質が低い)」と「性機能障害(EDや膣内射精障害)」を紹介しましたが、続いてはこれらの予防法と対処法をご紹介します。

精子の質を維持・改善させよう

まずは造精機能障害の予防法と対処法です。先述のように、造精機能障害の約半分は特発性(=原因不明)なため、気を付けていれば絶対に避けられるものではないですし、特にきっかけもなく、若いころからずっと精子の質が低い人も多くいます。

ただこれは、体系や体重のようなものでもあり、産まれ持った個人差がある一方で、日々の生活の積み重ねで変化することもあります。

という理解の上で、精子の質の維持・改善方法をご紹介します。

基本的には以下のような、健康な生活を心掛けることが大切です。

  • バランスのとれた食事を、1日3食決まった時間に
  • 質の良い十分な睡眠をとる
  • 適度な運動習慣を持つ
  • ストレスを溜めない

これらは妊活に限らず、健康維持のために実施したい生活習慣ですが、次に精子のために特に気を付けたい「7か条」をご紹介します。

<精子を守るための7ヵ条>

  1. ~禁煙すべし~
    タバコの成分が精子のDNAを傷つける
  2. ~禁欲はしない~
    古い精子は出してしまうべし
  3. ~下着はトランクスに~
    良い精子には股間の涼しさが必要
  4. ~サウナや長風呂は控える~
    同上
  5. ~膝上でのPC作業は控える~
    同上
  6. ~長時間の自転車は控える~
    サドルの圧迫が股間周辺の血流を悪化させる
  7. ~育毛剤は控える~
    男性ホルモンの働きが阻害される場合がある

この他にも、サプリメントでケアする方法もあります。

体内で精子がゼロから造られるには、約3ヵ月必要だと言われています。後で困らないように、日頃から気を付けて、精子をケアしていきましょう。

一方、精液所見を悪化させている明らかな原因がある場合は、その原因に応じた対策が必要です。例えば精索静脈瘤ではれば、手術によって静脈瘤を解消することで、精液所見の改善が期待できます。

その他、状況次第で様々な医学的介入が行われます。無精子症の場合でも、精巣から直接精子を回収する方法も存在します。この辺りは専門性が高いため、気になる場合は男性不妊の専門医がいる医療機関を訪ねてみると良いでしょう。

性機能障害への対処法

では次に性機能障害への注意と対処法をご紹介します。ここではED(勃起障害)と膣内射精障害を挙げたいと思います。

EDへの対処法

先に挙げた「健康な生活習慣」を心掛けることは、EDの予防にも繋がります。しかし、多くの男性がご存じのように、加齢による勃起力の低下を完全に防ぐことは不可能です。

そのような状況での簡便な対処法は、やはり「勃起薬」の服用です。現在日本で認可されている勃起薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリス、そしてこの3薬品のジェネリックです。

高血圧など、勃起薬が服用できない場合もあるため、必ず専門の医療機関を受診のうえ、購入するようにしましょう。インターネットなどの通販には、日本で未認可なだけでなく、健康障害を引き起こす粗悪品も混ざっているため、絶対に利用しないようにしましょう。

勃起薬はEDに対して非常に効果的ですが、心理的な原因(特に排卵日のセックスでのプレッシャー)によるEDの場合、効果が不十分であったり、上述のように人によっては服用できないケースもあります。

このような場合には、この後紹介する「シリンジ法」がオススメです。

膣内射精障害への対処法

続いて膣内射精障害です。膣内射精障害の原因の7割は「不適切なマスターベーション」です。

<参考>
膣内射精障害のリスク増 不適切なマスターベーション8選

詳しくは上記のリンクに譲りますが、膣の刺激とはかけ離れた不適切なマスターベーションを繰り返すと、その刺激に慣れてしまい、セックス(膣)でイケなくなります。

逆に言えば、不適切なマスターベーションを控えることが、膣内射精障害の予防になります。マスターベーションの際は、卵を握る程度の優しいグリップ & 手のスピードは実際のセックス程度を意識しましょう。

もし「自分(もしくはパートナー)は膣内射精障害だな」と思った場合にも、改善する方法はあります。専用のアイテムを用い、強い刺激から段々弱い刺激でも射精できるように慣らしていくトレーニングによって、改善が期待できます。この方法で、膣内射精障害患者の9割以上が、膣内で射精できるようになったと報告されています。膣内射精障害を根本的に治療したい方は検討してみましょう。

<参考>
メンズトレーニングカップ トレーニングガイド(遅漏・膣内射精障害編)

シリンジ法も活用してみよう

膣内射精障害の場合、根本的な治療には数か月以上かかる場合が殆どです。今まさに妊活中の方ですと、数か月のロスはもったいないでしょう。

このような場合、またEDだけど勃起薬が効かなかったり飲めない場合は、「シリンジ法」を試してみましょう。

シリンジ法とは、男性が採取した精液を、専用のカテーテルとシリンジで吸引し、膣に注入する方法です。セックスすることなく、膣内で射精した状態を作ることができます。

シリンジ法は、マスターベーションでの射精が可能であれば、性嫌悪症などその他の性機能障害でも、またセックスレスやセックスの回数が足りないといった場合にも活用できます。

<参考>
シリンジ法を知れば、妊活はもっと自由になる 「Seed in」でセルフ妊活の選択肢を

まとめ:妊活では男性不妊を忘れずに

今回は男性不妊の実態から、その確認法と対処法を紹介しました。男性不妊に対しては「自分事だと考えて、まず精液検査を受けること」が大切です。名前だけ聞くと恐ろしいかもしれませんが、適切な知識を持って、ぜひ早め早めの対応をしていきましょう。

(最後に一首)
妊活は とにかく精液 検査から
後で後悔 したくなければ

 

【参考/出典元】
[1]日本産科婦人科学会 不妊症
[2]我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究 平成27年度総括・分担研究報告書 ダイジェスト版
[3]英メンズクリニック 精索静脈瘤とは
[4]NHK あなたの“精子力”は大丈夫?ニッポン“精子力”クライシス
[5]日本Men’s Health医学会 第1回コラム:意外に多い男性の不妊症について
[6]Levine, Hagai, et al. "Temporal trends in sperm count: a systematic review and meta-regression analysis." Human reproduction update 23.6 (2017): 646-659.
[7]精子(精液)は温度に弱い? 精子にとって快適な環境や温度は何度?
[8]一喜一憂は禁物!?精液検査の結果のバラツキについて

 

監修医 小堀善友

<この記事の監修>
プライベートケアクリニック東京 東京院 院長
小堀 善友(医師)
■泌尿器科医 ■生殖医療専門医 ■性機能学会専門医
プライベートケアクリニック東京

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