2023.06.01

骨盤底筋力 平均値の紹介

骨盤底筋の筋力測定アイテム『K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)』で測定した、筋力の平均値などを紹介します。(データ最終更新 2023年6月2日)

腟圧 骨盤底筋 平均値

今回の測定の対象者は、尿失禁や緩みのお悩みを抱える「失禁・緩み群」(43人)と、TENGA社員で構成される「一般群」(36人)です。

数値の見方①骨盤底筋の筋力

ケーゲルチェッカーでは、2本付属されているチェックゲージの内、弱い方(レベル1)を閉じ切れた場合を「筋力が基準以上」としています。筋力が基準値以上あった人の割合は、失禁・緩み群で69.8%、一般群で86.1%でした。

各群の平均筋力は、上の表をご覧ください。「全員」は筋力が基準値以下の人も含めた全員の平均値です。一方、「基準以上だった人のみ」はレベル1が閉じ切れた人達だけの平均値になります。

数値の見方②骨盤底筋の柔軟性/動かす上手さ

失禁・緩み群、一般群共に、「柔軟性/動かす上手さが基準以上」だった割合は9割を超えました。

基準未満の場合はトレーニングを

筋力が不十分な場合は「骨盤底筋トレーニング」が、柔軟性/動かす上手さが不十分な場合は「膣マッサージ」がそれぞれオススメです。ケーゲルチェッカー付属のトレーニングガイドに従って、継続的に実施していきましょう。

ケーゲルチェッカーの数値周りの情報は、データがたまり次第随時更新していきます。

 

<著者プロフィール>
TENGAヘルスケア 研究開発主任
牛場 栄之(うしば ひでゆき)
平成3年生まれ。大学および大学院では神経科学を専攻、2016年に株式会社TENGAへ入社、以来TENGAヘルスケア製品の研究開発を担当、その後現職。
製品開発のかたわら、皆さんに役立つ性や妊活の情報をお届けします!

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