【早漏トレーニング解説】10回コース ショートプログラム
このページでは、TENGAヘルスケアが提供する2種類の早漏トレーニングのうち、ショートプログラム(10回コース)について詳しく解説します。
ショートプログラム(10回コース)は、挿入時間が3分以上の方にオススメ</strong >のコースです。
よりハードなロングプログラム(28回コース)については、以下で紹介しています。
\トレーニング方法を動画で見たい方はこちらから/
目次
- 早漏トレーニング(10回コース)の前提知識
- 早漏トレーニング ショートプログラム(10回コース)の流れ
- トレーニングアイテムの紹介
- トレーニング開始前の5つの確認事項の紹介
- 【実践】早漏トレーニング(10回コース)
- 【準備編】骨盤底筋を動かしてみよう
- 【トレーニング編】骨盤底筋で射精をコントロール(10回)
- 【方法1】ノンストップ法
- 【方法2】ストップ&スタート法
- 【完了後①】セックス中に意識すること
- 【完了後②】維持トレーニング(週1回)
- 【オプション①】腰振りトレーニング
- 【オプション②】ホットトレーニング
- 専門医のカウンセリングも活用しよう
- まとめ:早漏トレーニングでより良い性生活を
早漏トレーニングの前提知識
早漏トレーニングとは、射精のコントロールに深く関連している、骨盤底筋</strong >の操作方法(リラックス方法)を身に着けることで、挿入時間を延長させることを目的としたトレーニングです。
多くのトレーニングと同様、早漏トレーニングでも、目的や前提知識を把握してから実践すると効果的です。
基本情報をまだ確認できていない方は、先に以下のページをチェックしましょう。
早漏トレーニング ショートプログラム(10回コース)の流れ
早漏トレーニング ショートプログラムは、以下の2つのパートで構成されています。
- トレーニング前の骨盤底筋の確認(準備編)
- 10回のトレーニング
トレーニングの頻度は週2回が推奨されますが、ペースがそれ以下になってしまっても、自分のペースで10回をやりきれれば変化は期待できます。
もし、この10回コースで満足できなそうな場合は、よりハードな「ロングプログラム(28回コース)」に切り替えても大丈夫です。
トレーニングアイテムの紹介
ショートプログラム(10回コース)では、『MEN’S TRAINING CUP -KEEP TRAINING-』(以下MTCK)を使用します。
基本的にレベル1~5を2本ずつ使用しますが、レベルはやりながら調整してもOKです。
トレーニング開始前の5つの確認事項
- 体に覚え込ませえる為に、トレーニングはなるべくペースを守って行いましょう。(週2回推奨)</span >
- 余裕を持って出来るようにならなくても、回数に達したら次のレベルのカップに進みます。
- 刺激が強すぎると感じる場合は、コンドームを併用してトレーニングしてみましょう。
- エアホールシールの剥がし忘れにご注意ください。また、エアホールを手で抑えないようにしましょう。
- 全てのトレーニングが完了していなくても、射精のコントロールは上達している可能性があります。トレーニングの途中でも積極的にセックスし、状態を確認しましょう。</span >
【実践】早漏トレーニング(10回コース)
ここまでの内容が全て確認できたら、いよいよトレーニングを実践します。
以下の詳細をよく読んで、トレーニングを開始しましょう。
【準備編】骨盤底筋を動かしてみよう
アイテムを使用したトレーニングの前に、まずは骨盤底筋の感覚を確認しましょう。
骨盤底筋は、放尿中に尿を止めたり、肛門を締めたりする際に収縮する筋肉で、骨盤底部にハンモック状についています。
骨盤底筋を意識するためには、次のステップを試してみましょう。
- その場で肛門と陰のうを胃の方に吸い上げるイメージで力を入れる。
- 骨盤底筋を動かしてみて、陰茎の付け根がピクピクと動けば成功。
- 動きが分かりづらい場合は椅子に座り、手の平の中心が肛門付近に来るように手をお尻の下に入れる。
- その状態で骨盤底筋に力を入れ、中指の辺りに圧力を感じられれば正しく収縮できています。
一方、手の平全体が下に押されるような圧迫を感じる場合は、間違った力の入れ方になっています。
早漏トレーニングでは、骨盤底筋への意識が非常に重要なので、感覚が分かるまで力の入れ方を工夫して試してください。
骨盤底筋の動きを感じられたら、トレーニング編に進みましょう。
【トレーニング編】骨盤底筋で射精をコントロール(10回)
準備編で、骨盤底筋を意識できるようになったはずです。
射精が近づくと、この骨盤底筋が緊張してきます。
射精の手前で骨盤底筋の緊張を感じたら、以下の方法を試してみましょう。
- 【方法1】 骨盤底筋を意識的にリラックスさせて、射精感を遠のかせる方法です。ただし難易度が高いため、初心者にはあまりオススメできません。
- 【方法2】 骨盤底筋をリラックスさせる基本的な方法です。まずはこの方法から始めるのがオススメです。 トレーニングを重ねることで、少しずつ【方法1】に移行できるようになります。
1回のトレーニングで、【方法1】と【方法2】を織り交ぜて実践してもOKです。
【重要】
骨盤底筋のリラックスは、早めに行うことがコツです。
トレーニングが上手くいっている方の意見では、次のようなポイントが挙げられています。
- 「射精を10とすると、射精感が7割位の段階でリラックスを始めている」
- 「射精感が9割位に達した段階でリラックスを始めても遅い」
コツを掴むまでは、リラックスは早めに始めることを心がけましょう。
リラックスのコツやタイミングについては、以下の体験談も参考になります。
【方法1】ノンストップ法
方法1では、以下の手順で行います:
- 射精感が高まるまでは通常通り刺激を行う。
- 射精が近づいたら骨盤底筋をリラックスさせて射精感を遠のかせる。
- 射精感を遠のかせている間も手は動かし続ける。難しい場合はスピードを落として調整。
- 射精感が遠のいたら骨盤底筋のリラックスは終了し、再度射精感が高まってきたら、再びリラックスさせ射精を遠のかせます。
- 1回のトレーニングでこれを4回繰り返し、5回目は我慢せず射精する。
【方法2】ストップ&スタート法
方法2では、骨盤底筋のリラックスの際に手を止めてもOKです。
目標は45秒以内に射精感を遠のかせることを目標にしましょう。
慣れてきたら、少しだけでも手を動かせるようにトライしてみましょう。
- 方法1と同様、1回のトレーニングで射精感を4回遠のかせる。
- 5回目には我慢せず射精する。
【完了後①】セックス中に意識すること
トレーニングが完了したら、骨盤底筋の操作で射精をコントロールするコツが掴めてきているはずです。
実際の性交渉でも、トレーニングと同じ感覚で骨盤底筋をリラックスさせ、射精をコントロールしていきましょう。
トレーニングで大きな変化を感じられなくても、実際のセックスで挿入時間が伸びている場合があります。自信を持って臨んでください。
【完了後②】維持トレーニング
トレーニング終了後も、定期的な実践を続けないと身体が感覚を忘れてしまいます。
セックスの機会が少ない場合は、週1回程度の維持トレーニングを実施しましょう。
- 維持トレーニングはレベル5で、【方法1】か【方法2】を週1回程度行います。
- MTCKではなく、繰り返し使用可能な『TIMING TRAINER -KEEP-』(TTK)を利用してもOKです。
維持トレーニングを多く実施しそうな方には、TTKを使うと経済的です。
【オプション①】腰振りトレーニング
TRAINING TETRAを使用すると、早漏トレーニングアイテムを装着して、腰を振る動きでより実践的なトレーニングを行うことが可能です。
【オプション②】ホットトレーニング
更なる挿入時間の延長を目指す方には、各種WARMER(ウォーマー)を使用したホットトレーニングがオススメです。
- TTKやMTCKの内部を温めることで、実際の膣に近い状態でのトレーニングが可能。
- 途中から導入したり、維持トレーニングに取り入れることもOK。
専門医のカウンセリングも活用しよう
早漏トレーニングでの変化は人それぞれです。
トレーニングだけではなかなか上手くいかない場合は、別の対策を取り入れても良いでしょう。
早漏の対策に悩んだ場合は、専門医のカウンセリングが解決のキッカケになるかもしれません。
オンラインでのカウンセリングも可能なため、興味のある方は一度受けてみるのも良いでしょう。
まとめ:早漏トレーニングでより良い性生活を
早漏トレーニングのショートプログラム(10回)について解説しました。
トレーニングは適切に実施できれば、多くの方にオススメできる方法ですが、得られる変化には個人差があります。
- 最初は難しくても段々と変化を感じられる。
- トレーニングでは変化を感じなくても、実際のセックスで挿入時間が延長している場合もある。
トレーニングは根気よく継続することが重要です。
ぜひ今回紹介した早漏トレーニングを活用し、より良い性生活を手に入れてください。
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<この記事の監修>
福元メンズヘルスクリニック 院長
福元 和彦(医師)
■泌尿器科医 ■性機能学会専門医 ■抗加齢医学会専門医 ■排尿機能学会認定医
福元メンズヘルスクリニック
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<著者プロフィール>
TENGAヘルスケア 研究開発主任 牛場 栄之(うしば ひでゆき)
平成3年生まれ。大学および大学院では神経科学を専攻、2016年に株式会社TENGAへ入社、以来TENGAヘルスケア製品の研究開発を担当、その後現職。
製品開発のかたわら、皆さんに役立つ性や妊活の情報をお届けします!
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