早漏防止に塗り薬!? ~早漏改善の選択肢に~
「早漏」は多くの男性の悩みの一つで、様々な解決策が存在します。
その中に、「早漏防止の塗り薬」という選択肢があります。ペニスに直に塗りこむことで、局所麻酔成分による挿入時間の延長効果が期待できます。
今回は、塗り薬で早漏が改善する仕組みや、使用の注意点を解説します。早漏改善の選択肢の一つとして、参考にしてください。
こちらの記事はこんな方にオススメです。
〇早漏に悩んでいる
〇早漏を治したいが内服薬は苦手だ
〇早漏防止の塗り薬に興味がある
今回は、早漏防止の選択肢の1つとして、塗り薬を紹介しますが、他の方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
〈参考〉 早漏の改善・対策・防止方法おすすめ4選
目次
早漏防止の塗り薬で挿入時間が延びる仕組み 早漏防止の塗り薬の種類 早漏防止の塗り薬の注意点 注意点①しっかり洗い流そう 注意点②正規のルートで安全に入手しよう 注意点③早漏の根本的な解決策ではない 局所麻酔の作用は性交痛対策にも役立つ!? まとめ:早漏防止塗り薬は注意点を守って試してみよう |
早漏防止の塗り薬で挿入時間が延びる仕組み
早漏防止の塗り薬は、直接ペニスの亀頭や亀頭冠(カリ)、裏筋などに塗りこみます。
早漏防止の塗り薬には、「局所麻酔成分」が配合されていて、ペニスに塗ると亀頭の感覚を鈍化させます。この麻痺効果のおかげで、快感が高まりづらくなり、挿入時間の延長が期待できるというわけです。
早漏防止の塗り薬の種類
早漏防止の塗り薬には、様々な製品があります。 塗って使用するクリームタイプやジェルタイプ、噴射して使用するスプレータイプがよく見られます。
〈参考〉 早漏に効く薬 トノス公式サイト
早漏防止の塗り薬の注意点
ここからは、早漏用塗り薬として国内で唯一承認されている『トノス』の注意点を見ていきます。トラブルが起きないよう、使用には細心の注意を払いましょう。
注意点①しっかり洗い流そう
塗り薬をペニスに塗ったら、指定の時間放置して麻酔成分を浸透させます。塗った箇所は、性行為の前に洗い流すかふき取るように指示されていますが、万が一拭き取りが不十分だと、相手の膣や身体に付着してしまいます。コンドームを使用し、相手に成分が移らないよう注意しましょう。
注意点②正規のルートで安全に入手しよう
『トノス』は医薬品なので、信頼できるルートで購入しましょう。以下のサイトから販売している薬局の検索ができます。薬局であれば、必要に応じて薬剤師にも相談してみると良いでしょう。また、通販でも購入できます。
〈参考〉 トノス取扱販売店・薬局
「トノス」の公式通販サイトについて
一方、『トノス』以外の塗り薬(国内未承認品)は、インターネットを通じて個人輸入することになります。未承認品は健康リスクもあるため、オススメはできません。ご自身とパートナーに健康被害が出ないよう、くれぐれも注意してください。
注意点③早漏の根本的な解決策ではない
麻酔効果は一時的なものなので、早漏の根本的な改善にはなりません。
また、効果には個人差があります。
早漏防止の塗り薬を使用した、TENGAヘルスケアの社員の体験談も、ぜひ参考にしてください。
〈参考〉 【早漏防止】塗り薬の体験談を、TENGA社員に聞いてみた
局所麻酔の作用は性交痛対策にも役立つ?
局所麻酔と聞くと、「女性の性交痛対策になるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、性交痛対策用として認可されている局所麻酔薬は存在しません。
性交痛で悩んでいる方は、TENGAヘルスケアのモイストケアジェルを試してみませんか。
モイストケアジェルは潤滑ゼリー(ジェル)業界初の医薬部外品で肌に優しい処方です。自然なうるおいが長時間長持ちして、べたつかず、いやなにおいもありません。ぜひパートナーと話し合って、お互いが楽しめる性生活を目指してください。
〈参考〉 性交痛緩和にモイストケアジェル/TENGAヘルスケア
まとめ:早漏防止塗り薬は注意点を守って試してみよう
早漏防止の手段として、局所麻酔成分配合の塗り薬について紹介しました。
早漏に悩んでいる方の選択肢の1つとして、注意点をしっかり守って試してください。
早漏の悩みに上手く対応できると、カップルの性生活の満足度は上がることでしょう。多くのカップルの快適な性生活を応援しています。
〈参考/出典元〉
[1]リドカインの有効性と忍容性生涯早期射精患者の治療における5%スプレー:無作為化単一盲検プラセボ対照臨床試験 2020/01/02
<この記事の監修>
福元メンズヘルスクリニック 院長
福元 和彦(医師)
■泌尿器科医 ■性機能学会専門医 ■抗加齢医学会専門医 ■排尿機能学会認定医
福元メンズヘルスクリニック
<著者プロフィール>
TENGAヘルスケア 教育事業部スタッフ
福田 眞央(ふくだ まお)
平成6年生まれ。保健体育科教員として高等学校に勤めた後に大学院に入り、ジェンダー学・性教育を専攻。2021年より株式会社TENGAヘルスケアにスタッフとして携わり、主に性教育WEBサイト「セイシル」を活用した教材作成に取り組む。
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