2017.04.19

夫婦で妊活!男性の不妊について知ることから、はじめよう!

皆さま、こんにちは!先週末に葉桜を見納めてまいりました。満開の桜も綺麗ですが、芽吹き始めた若葉が薄桜色を一層惹き立て、葉桜の方が春の新たな気持ちを堪能できるような気がします。桜味のソフトクリーㇺが思いのほか美味しいと気づいた中野です。

さて、2017年3月12日(日)、講座に参加するべく、静岡県沼津市に行ってまいりました。

第2回市民公開講座
「夫婦で妊活‼男性の不妊について知ることから、はじめよう。」

主催:いながきレディースクリニック
共催:NPO法人Woman’sサポート
後援:沼津市・沼津市教育委員会・沼津医師会

「妊活?女が頑張るものだろ?」
「子どもが出来ないのは、女に原因がある」
「病院?俺は行かないよ?俺は関係ない!」
…そんな風に思っている男性!必見です。

「男性不妊症」という言葉、ご存知ですか?
不妊の約半数は、男性側に原因があると言われております。

「不妊=高齢女性」のようなイメージが付きつつありますが、男性にだって加齢によるリスクはあります。精子も加齢により老化するのです。妊活講座曰く、妊活は女性も男性も早いに越したことはないとのこと。
実際に具体的な数値が提示され、危機感が高まりました。
皆さんも“精子力は35歳からガクンと下がる”と耳にしたことはありませんか?

獨協医科大学泌尿器科医の岡田弘先生が数年前から、以下の調査結果を発信しているのですが…

・精子の数は、減少(35歳から毎年1.71%低下)
・精子の奇形率は、増加(41歳から毎年0.84%上昇)
・精子の運動率は、減少(44歳から毎年1.74%低下)

(Fertil Steril.2013;100(4):952–8)

数年前から、メディアに時々出てくるこの数値ですが、不妊情報に関心を持っていたり、妊活中でアンテナを張っていたりする方でないと、目に留まりにくいものかもしれないと思い、ココにも記載してみました。

この数値を見て、ドキッとした方もいるのではないでしょうか。
中には、100人に約1人の割合で、精子が精液中に全くいないという方もいます。※無精子症でも約4割は、医療技術により精子を採取できます。

「自分は大丈夫かな…?」
少しでもそう思った方は、是非自分の精子を見てみましょう!

子どもを授かりたいと強く望んでいるけれども、なかなか授からないという方は、医療機関での精液検査に行ってみることをお勧めします。何かしら原因が見つかり、前に進めるかもしれません。

「TENGA MEN’S LOUPE」

ただ、どうしても医療機関に行くための時間的な余裕が無い方、医療機関での精液検査に心理的な抵抗感がある方など、やむをえない場合であれば、TENGA MEN’S LOUPEというスマートフォンで精子を観察できるキットもあります。

メンズルーペ 精液検査 精子 観察
精子の状態は、大体2~3か月前のストレスや体調などによって変動します。そのため、1度の観察ではなく、何度か時間/期間をあけて観察すると、精子の状態が変わることもあります。スマートフォンの録画機能で動画撮影もできますので、データを保存しておくことにより、その変化を見比べながら確認することもできます。
※TENGAメンズルーペでは、精子の有無や大体の運動率を知ることはできますが、医療的な診断ではないので、詳細を確認したい方は医療機関での精液検査を推奨します。

「夫婦で妊活」の講演中、「ちょっと便利なアイテム」としてTENGAメンズルーペが紹介されました。それもご丁寧に使用方法の説明まで!

>先生のコメント
「男性を気持ちよく慰めてくれる。そういうものだけの会社だと思っていた。」
「単なるエログッズしか作ってないのかと…ほんとにすごいなと思いました(笑)」

( ^ω^)…エログッズ。エロと健康は紙一重ですかね。
自分の性に対する探求心も大切ですからね。性は楽しむもの、尊いもの、未知なもの、向き合うべきもの、自分やパートナーと見つけていくもの…探求心も好奇心も大切です!エロをキッカケに学べたらいいじゃないか。エロを深めることだって大事だと思うわけで。

時にエログッズとも呼ばれてしまうTENGAカップですが、膣内射精障害のリハビリテーションツールとして、一部の医療機関でお取り扱いしていただいており、医療機関内でご購入できます。お近くの泌尿器科や産婦人科にお問い合わせしてみてください。もし、お取り扱いが無ければ、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

「妊活だの、不妊だのと言われても…」

国立社会保障・人口問題研究所が2017年に発表した「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」のデータから生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことが無い人の割合)によると、男性は23.37%、女性は14.06%となり、こちらも年々上昇してきているそうで…。
結婚意思のある未婚者に、「一年以内に結婚するとしたら何か障害となることがあるか」という質問に対して、男女ともに4割以上が「結婚資金」と回答したようです。

また、結婚意思のある未婚者に「独身でいる理由」を尋ねたところ、25~34 歳の年齢層では、「適当な相手にまだめぐり会わない」という理由が最も多く、男性は4割を、女性は5割を超えていました。

結婚の意思はあるけれども経済的な面でなかなか自信が持てない上に、なかなか適当な相手に巡り合わずに妊娠適年齢期を見送ってしまい、いざご縁があってやっとこさ結婚だ!となったら、長い不妊治療が待っていたということも大いに在り得るのです。
妊娠適年齢期を超えるということは、中には子育てと介護が被る人がいることも否めません。子どもを授からないことも。。

無計画に子どもを授かれば非難され、計画的に子どもを授かろうとすれば間に合わない。
覚悟しながら、後悔しない歳の重ね方をしていかねばならない世の中になったのね。
日本、大丈夫か。(←極端な結論)

将来、子どもを授かりたいを見据えているのなら、健康を第一にスタンバイしておくことが自分たちにできる後悔しない唯一の方法かもしれません。

ということで、早めに妊活に興味を持っておくことも大切です。
後から未婚だの不妊だの出生率だの騒ぐのは国なのに、義務教育で学べないのも日本の不思議だなぁと思います。

ではでは。
講座の受付横に並べてくださいました!

葉桜も良いもんです。


TENGA Healthcare始まります
東京最大級「妊活イベント2017」に出展します!