チャプター5

女性のセックスの本音

最後は男性に知ってほしい、
女性のセックスの本音を
見ていきましょう。

男女のセックスへの満足度

普段のセックスの満足度(男性) / 普段のセックスの満足度(女性)

男性で「満足している」割合は全体で約7割で、年代差はほぼ見られませんでした。

一方女性の「満足している」割合は、20代では男性と同等の7割ですが、30代は6割、40代は5割と低下していきます。

女性が考える「セックスが上手い男性」とは

女性が考える「セックスが上手い男性」

6位以下

  • イカせてくれること:16.8%
  • ペニスのサイズが自分に合う:15.3%
  • 性的同意を取る:14.3%
  • 腰の振り方が上手い:11.4%
  • 後戯が上手い:3.4%
  • ローターなどのアイテムを使う:3.3%
  • 特に無い、わからない:15.9%

セックスが上手い男性の要素は、「優しく触る」「前戯が上手い」が全年代で1, 2位でした。

次いで、「行為中の愛情表現が上手い」「ムード作りが上手い」「気遣いがある」がTOP5に入りました。

結論、女性はどの年代でも「触り方が優しくて前戯が上手く、ムード作りと愛情表現と気遣いができる男性」とのセックスが良いと考えているようです。

女性の前戯の希望時間

セックスが上手い男性の要素で「前戯が上手い」は全年代で上位に入っていたので、次はここを深掘りしていきます。

実際と理想の前戯時間(女性平均)
理想の前戯の時間(女性回答)

前戯の実際と理想の時間を見てると、実際が14分に対し、理想は16分と近しいことがわかります。 ただ理想時間の分布を見ると、5分未満が2割いれば、30分以上も1割と、個人差は大きそうです。 挿入時間と同様、前戯の希望についても相手と話してみるのが良いでしょう。

オーガズムに対する女性の要望

前戯でオーガズムを得ることの重要性 / 挿入でオーガズムを得ることの重要性
オーガズムを得るために重要なこと

7位以下

  • ペニスのサイズや硬さ:20.8%
  • 腰振りの上手さ:17.8%
  • プレジャーグッズの使用:6.5%
  • 分からない:13.9%

セックスでオーガズムを得るために大事なことは、「愛撫の上手さ、適切さ」が全年代で1位でした。

また、「精神的な興奮」「ムード作り」「安心感」は男性が頑張れそうですが、「その日のコンディション」という男性の努力ではどうにもならない要素も上位に入っています。

日によってはオーガズムが難しいこともあるため、その辺りを男性は見誤らず、不要な無理はしないように注意しましょう。

番外編

イった演技をしたことある?

イッたフリをした経験(女性)
福元メンズヘルスクリニック院長 福元和彦先生

福元メンズヘルスクリニック 院長

福元 和彦 先生

オーガズムのフリをする最大の理由は、相手への配慮でしょう。
セックスはコミュニケーションですから、そのような気遣いは必要かもしれません。ただ、女性がそれに不満を抱えているなら是非男性と適切にコミュニケーションを取ってもらいたいですし、男性側も女性が本音を言いやすい雰囲気や働きかけができると良いでしょう。

セックスで女性が嫌がること

セックス中に嫌だと感じたこと(TOP10)

11位以下

  • 同意していない行為をする(顔面射精や肛門を触る 等):8.9%
  • 潮吹きを求められる:8.4%
  • 行為中に無言で気まずい:7.6%
  • 潤滑剤代わりに唾を使われる:7.3%
  • 性的同意がない:6.5%

セックスで女性が嫌なことの1位は、全年代共通で「痛みを感じる」でした。2〜4位は「マンネリ」「前戯が気持ちよくない」「前戯が長いor短い」が入り、全年代でTOP4は同じ項目となりました。

先に紹介した「セックスが上手い男性の要素(触り方が優しくて前戯が上手く、ムード作りと愛情表現と気遣いができる)」に通じる結果でしたが、更に「マンネリにも気を付けるべし」と言えそうです。

パートナーにセックスの不満を伝えられたか

※パートナーにセックスの不満を感じたことのある女性(73.1%)に聴取

パートナーにセックスの不満を感じた際、1/3の女性はそれを相手に伝えられていないことがわかりました。

また、伝えられた2/3の中でも「不満が改善した」割合は2割にとどまりました。

セックスの不満を伝えられない女性は多く、ただ伝えられても殆どの場合で改善されないことがわかります。

女性が感じる性交痛の実態

女性の最大の不満は「痛みを感じる」でしたので、性交痛について深掘りしていきます。

性交痛の頻度

約3割の女性が常習的に性交痛を感じており、若年層ほどその割合が高いこともわかりました。

性交痛に相手は気づいているか/気づいた際の対応

※性交痛が「毎回・ほぼ毎回ある」「数回に1回はある」と回答した女性に聴取

常習的な性交痛がある3割の女性に、性交痛に対するパートナーの対応を確認しました。

まず、パートナーの1/4は性交痛に気づかず、気づいた場合でも具体的な対策が無い割合は約4割でした。

一方、潤滑ジェルの使用や前戯の工夫などの根本対策をする割合は、気付いた人の約2割でした。

残念ながら、女性の性交痛に適切に対応できる男性は稀だと言えるでしょう。

ペニスに対する女性の意見

ペニスに対して女性が重視する点 (TOP5)

6位以下

  • 皮が剥けている:8.9%
  • 毛の処理をしている:8.8%
  • 肌触りの良さ(ガサガサしていない等):8.4%
  • 形が綺麗:7.9%
  • カリが大きい:7.8%
  • 色が綺麗:5.3%

「清潔である」「臭くない」の2項目が圧倒的な支持を集めました。

サイズや硬さ、感度よりも、綺麗であることが圧倒的に重視されると言えるでしょう。

ペニスの長さの好み / ペニスの太さの好み

長さ・太さ共に、一般的が良いという意見が大多数を占めました。

ただ、ペニスについて「好みのサイズであること」を重視する女性は2割と少数派で(ひとつ前を参照)、そもそもサイズを変えることはできません。

それよりもペニスの清潔さや、前戯の上手さ、マンネリや性交痛対策など、男性にできることはたくさんあります。

パートナーとのより良いセックスのために、ぜひできることから取り組みましょう。