チャプター4
挿入時間・早漏・遅漏
の実態
挿入はセックスの重要パートであり、
満足度にも大きく影響します。
ここでは挿入時間について、
特に男女の認識差に注目して
見ていきましょう。
挿入時間の実態と男女の理想
理想の挿入時間は、男性の19.1分に対し女性は11.6分と約8分の開きがありました。
男性よりも、女性が理想とする挿入時間は短いことがわかります。
男性の理想の挿入時間(約20分)以上の時間を望んでいる女性は約1割と少数派で、逆に5分未満は1/4を超えました。
ただし、男女共に理想の挿入時間の個人差は大きいため、希望のすり合わせが重要と言えます。
早漏・遅漏に対する男性の認識
早漏だと自己診断している男性の挿入時間は平均10〜12分、遅漏の方は平均20分前後でした。
先に紹介した女性の理想の挿入時間(平均11.6分)を踏まえると、男性が短いと感じるくらいが、女性にとっては丁度良いのかもしれません。
女性の考える早漏と遅漏の目安は、それぞれ平均約4分と約25分でした。
女性が早漏だと感じる長さは、男性の認識よりもずっと短く、逆に遅漏の感覚は近いと言えます。
分布で見ても、3分を超えれば約6割、5分を超えれば約85%の女性が早漏だと思わないという結果でした。
一方遅漏では、15分を超えると約35%、20分を超えると5割強の女性が遅漏だと感じるようです。
男性はいつも
腟内射精できる?
男性の腟内射精率を見ると、全体の約3割の男性が「膣内射精できる頻度は約半分かそれ以下」でした。
期待値で見ると、「遅漏だ(腟内射精障害だ)」という人で0.5を切る一方、「早漏だ」でも0.82でした。早漏か遅漏か関係なく、男性は「射精できない時はできない生き物」であると言えます。
男性が射精できない時、自分の魅力不足を心配する女性は少なくありませんが、「そもそも射精できないことは珍しいことではない」と捉えておきましょう。
男性が考える早漏/遅漏の原因
福元メンズヘルスクリニック 院長
福元 和彦 先生
早漏男性が考える早漏の原因のトップは、「ペニスが敏感だから」のようですが、医学的にはこれは正しくありません。
本当の早漏の最大原因は「興奮しすぎ(脳の興奮)」と「骨盤底筋のコントロール不足」です。
いくつか対策法がありますが、射精感が高まってきたら深呼吸してリラックス、そして骨盤底筋の脱力を身に付けられると良いでしょう。
医学的な定義と原因も解説
福元メンズヘルスクリニック 院長
福元 和彦 先生
遅漏・腟内射精障害の原因の7割は不適切なマスターベーション、残り3割は精神的なものと言われています。
ただ、回答に挙がっている「腰の振り方」や「勃起の維持」も、セックスへの集中を妨げ、遅漏・腟内射精障害の原因につながります。
早漏も遅漏もトレーニングで対策可能ですが、まずは原因をしっかり意識し、日々のマスターベーションやセックスを見直してみることが大切です。





男性が回答する挿入時間の平均は15.5分でした。世代差はほぼありません。
ただし分布を見ると、1分未満から1時間以上まで、挿入時間は人それぞれであることがわかります。