チャプター3
セックスの実態と悩み
マスターベーションに続き、
男性のセックス事情について
見ていきましょう。
セックスの経験と頻度
セックス未経験者(約2.5割)と、頻度が年1回未満の人(約3割)を「実質セックスをしていない人」と見ると、男性の半数以上がセックスをしていないと言えます。
未経験率は年代が上がると共に減少しますが、実質セックスをしていない割合は上昇していきます。
多くの男性にとって「セックスはやらないもの」になっているのかもしれません。
セックスの悩み
少数解答
- セックスする場所がない:9.7%
- 射精の回数:9.5%
- セックスの際にリードしなくてはいけないプレッシャー:8.3%
- 自分の性器へのコンプレックス(ペニスのサイズ、色、形など):7.6%
- 妊娠のリスク:7.0%
- 自分の性欲の弱さ:6.7%
- 性感染症:6.1%
- 射精までの時間が長い(遅漏・膣内射精障害):5.1%
- 特殊な性癖など、パートナーに要望を伝えられない:4.9%
- 皮が完全に剥けていない(仮性包茎):4.5%
- 亀頭が皮をかぶっている(真性包茎やカントン包茎):3.6%
- 悩みは無い:22.3%
※マスターベーションとセックス共に、頻度が「2〜3ヶ月に1回程度」以上の人に聴取
セックスに悩みが無い男性は約2割 = 8割の男性は何かしらの悩みを抱えています。
悩みの1,2位は「相手を満足させられている自信がない」、3,4位は「もっとセックスをしたい」という内容で、これが悩みの二大巨頭ですが、少数解答も見ると多種多様な悩みが存在していることがわかります。
セックスで参考にしているもの
少数解答
- YouTubeなどの動画:6.0%
- 恋人もしくは配偶者:5.7%
- SNS(X、Instagramなど):4.4%
- テレビやラジオ:4.1%
- 友人:4.0%
- 医師や医療機関からの発信:2.4%
- 知人や同僚:1.8%
- 学校、勤務先の先輩:1.4%
※事前調査(男性全体)で聴取
「AVはファンタジー」「AVを真似してはいけない」という発信を見るようになりましたが、まだまだAVを参考書にしている人が多いとわかります。
AVを参考にする割合は40, 50代で高い傾向ですが、10, 20代でも低くありません(約3割)。
ただ、AVがダメなら何を参考にすれば良いのか。啓蒙と共に、誰もが適切に学べるセックスの参考書の確立も重要だと言えます。
セックスの話ができる相手
多くの男性が「適切なセックスの参考書」を持っていないことがわかりました。
ではセックスの話や相談ができる相手はいるのでしょうか?
※マスターベーションとセックス共に、頻度が「2〜3ヶ月に1回程度」以上の人に聴取
多くの男性でセックスについて話せる相手がおらず、最多でも「友人」の2割弱、「恋人や配偶者」を挙げた人は1割未満でした。
先に紹介した男性のセックスのお悩みの1,2位が「相手を満足させられている自信がない」であることを考えると、そもそも「相手が満足しているか/満足するための要点を確認できていない」という可能性が推測されます。
独りよがりのセックスにならないためにも、パートナーや周囲の人とぜひセックスの話をしてみてください。





日本人男性全体の平均セックス頻度は、月2.0回でした。
セックス経験者のみで見ると、若年層ほど頻度が高いことがわかりました。