COLUMNコラム

シニアは恋愛や性についてどう考えているのかー「エイジングと性」実態調査ー

人生100年時代、令和のシニアはもっと楽しくて自由でいい! 

医療や雇用の法律の多くは、65歳以上を「高齢者」と定義しています。平均寿命が60~70代だった昭和に比べ、いまは人生100年 時代の令和。「もう○歳だからxxしなくては」「そろそろ○歳だからxxなんて言わないようにしなきゃ」といった常識や規範を破って、年齢 にとらわれずに人生の後半戦をより楽しく過ごせる世の中になるかもしれません。

 

 今回のコラムでは、長寿命になった今だからこそ注目したい「エイジングと性」の話をお伝えいたします。

 

TENGAヘルスケア調べ 「シニアの性に関する調査」の結果から

厚生労働省の調査によると、「65歳を超えて働きたい」と回答した人は計7割弱(65.9%)で、日本のミドル・シニア世代は、”現 役”意識が高いことが伺えます。(出典:平成28年度 厚生労働白書) 

 

最近では、「中高年」や「シニア」という呼称のイメージより、60代以降でも消費や活動に積極的で、心身共に若々しい人も多く、実 態に伴った呼び名として「エルダー」という言葉が使われることもあるようです。

 

「株式会社TENGAヘルスケア」は、2018年に「シニアの性に関する調査」を実施しました。その結果 から、シニアの性の意識の現状と、対処法、性生活が充実するヒントをまとめました。

 

調査結果概要

① 65歳以上の64.5%が、「恋愛や性欲や性行為は重要」と回答

② 65歳以上の男性の56.0%が「性欲を感じる」

③ 「性欲の低下」には、食生活改善やサプリ摂取といった対処法も 

④ 令和時代のシニアの性が充実するためには?

 

① 65歳以上の64.5%が、「恋愛や性欲や性行為は重要」と回答

 

65歳以上の64.5%が、「恋愛や性欲や性行為は重要」と回答 65歳以上の男女のうち、「高齢者になっても様々なホルモン分泌を刺激する恋愛や性欲や性行為は、若さや活力を持続する上で も重要である」と考えている人は64.5%でした。男女別でみると、男性が約8割(83.0%)、女性が約半数(46.0%)でした。

 

 

 

② 65歳以上の男性の56.0%が「性欲を感じる」

 

65歳以上の男性の56.0%が「性欲を感じる」 そして、65歳以上の男性の過半数(56.0%)が「性欲がある」と回答。一方、女性では7.0%にとどまりました。前問で「恋愛や性欲や性行為は重要」と考える女性が半数近くにのぼったのは興味深い結果です。

 また、性欲の強さを聞いたところ、20歳の時の強さを100とした場合に、60代男性で50%程度、70代男性で30%程度の 性欲を感じているという傾向がありました。 

 

 

 

③ 「性欲の低下」には、食生活改善やサプリ摂取といった対処法も 

 

「性欲の低下」には、食生活改善やサプリ摂取といった対処法も 一方で、やはり若いころに比べると、65歳以上の男女の9割近く(87.0%)が、「性欲の低下を感じている」との結果も出て います。 

実はエイジングによって起こる性欲低下の背景には、男性ホルモン「テストステロン」の減少が関わっており、勃起障害や射精障 害といった性機能障害だけでなく、筋肉量や骨密度の低下、うつや不眠等の男性更年期障害、認知力の低下なども招くとさ れています。

 だから、テストステロン増加を助けてくれる食べもの(人参、山芋、玉ねぎ、にんにくなど)や、テストステロン分泌を上昇させる 効果のある「テストフェン」(フェヌグリークというマメ科植物から抽出された成分)などの成分入りのサプリメントなどを摂るといっ た、性欲を高めることにつながる行動は、性機能だけでなく、心身の不調の改善や予防ができる可能性があります。

裏を返せ ば、性欲の低下を感じたときは、どこか体に不調がないか点検をする良い機会と言えるかもしれません。 

 

 

 

④ 令和時代のシニアの性が充実するためには? 

 

TENGAヘルスケアは、2019年5月21日に、「人生100年時代のセクシャルウェルネスを考える』と題し、「セクシャルウェルネス (性の健康)」をテーマにしたメディア向けセミナーを開催しました。

性にまつわるスペシャリストとして、泌尿器科医の永井敦先 生、辻村晃先生、ラブライフアドバイザーのOliviAさん、週刊現代記者の後藤宰人さんが登壇しました。 

そのなかでは、「勃起・射精にこだわりすぎないスキンシップ」についても触れられました。 TENGAヘルスケアによる調査でも、現在も性行為を行っている65歳以上の男女40名のうち、12.5%が「挿入を伴わない性 行為しか行わない」、45.0%が「挿入する時もあるが、伴わない時もある」と答えています。 

「歳を重ねても恋愛や性が重要と捉えられていること」や「形や思い込みにとらわれない性の充実させ方が存在していること」と いった「性」の話は、これまでは咎められたり蓋をされたりしがちだったかもしれません。

けれど、既存の「高齢者らしさ」に留まらな い話が語られるようになることで、長い人生の 後半戦をもっとポジティブに楽しめるような空気が作られていくのでは ないでしょうか。 

 

 

▶セミナー「人生100年時代のセクシャルウェルネスを考える」レポート https://tengahealthcare.com/column/600 

 

*今回の記事は月刊TENGA第25号より抜粋したものです。

 

 

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