【レポート】「男性妊活セミナー」を丸紅従業員組合にて開催しました
TENGAヘルスケアは、丸紅株式会社フェムテック事業担当チームと共同で「男性妊活セミナー」を9月29日に丸紅従業員組合にて開催いたしました。
本セミナーでは、妊活を“夫婦で取り組むライフイベント”として捉えることを目的に、男女双方の視点から情報提供や悩みごとを共有し、今後のキャリアやライフプランにお役立ていただく場として、当日はオンライン参加を含め、約40名 の男女の社員の方に参加いただきました。
妊活の基礎を知ることから始めよう
セミナー前半では、丸紅株式会社金融・リース・保険事業部フェムテック事業担当部の増井薫乃さんが「いまから知っておきたい 将来の妊活に向けた不妊に関する基礎知識」をテーマに講演しました。

不妊症の定義や妊娠率と年齢の関係、不妊治療にかかる期間や費用など、知っているようで意外と知らない“妊活のリアル”について事例やデータを交えながらわかりやすく紹介しました。
「約8人に1人の子どもが不妊治療を経て誕生している」という現実を通して、将来のキャリアやライフプランを考えるうえでも、妊活を“自分ごと”として捉える大切さを伝えました。
また出産に伴う母体への負担や産後うつのリスク、育休制度の現状についても言及し、パートナーの理解と夫婦で支え合うことの必要性を呼びかけ、参加者の多くが真剣に耳を傾けていました。

男性不妊を知る。「ふたりで向き合い、ふたりで進む妊活」のすすめ
セミナー後半は、助産師としての経験を持つ、TENGAヘルスケア古川直子が「男性不妊とふたりで向き合い、ふたりで進む妊活」をテーマに講演しました。

古川は「不妊の原因は男女でほぼ半々」と説明し、男性の健康管理も妊活において欠かせないことを説明。
男性の精子の質も年齢や生活習慣によって変化すること、また熱に弱い精子の性質上、サウナの多用や膝上でのパソコン作業、長時間の自転車利用などを避けることなど、身近な生活の中でできるケアを紹介。
十分な睡眠・禁煙・節酒・ストレス対策が精子の質を高める基本になることを語りました。
また、TENGAヘルスケアの「メンズルーペ」を使って、自分の精子の状態を自宅で簡単にチェックできる方法や、性機能障害の改善につながる習慣など、実践的な内容も交えて参加者にアドバイスしました。
セルフプレジャーと性の健康
さらに古川は、男性の性機能障害(EDや射精障害など)が不妊の一因になることにも触れ、正しいマスターベーション習慣の重要性を解説しました。
「強い刺激や不自然な体勢でのマスターベーションは、実際の性交との感覚のずれを生み、性機能低下を招くことがあります。
みかんが潰れないくらいの優しい刺激を意識して」と、日常生活に取り入れられるアドバイスを交えて紹介。
夫婦間の連帯や快楽の側面にも意識を向け、「パートナーとのオープンに話し合うことが、妊活の第一歩」と呼びかけました。
また、カップル向けプレジャーアイテム®※「TENGA SVR」や、忙しくタイミングを合わせて妊活するのが難しい場合、あるいは性交を負担に感じてしまう場合にサポートとなる、自宅で精液注入ができるシリンジ法用のキット 「Seed in」など、妊活を助けるアイテムの活用例も紹介。
※「プレジャーアイテム」は株式会社TENGAの登録商標です。
古川は「妊活が“義務”にならないように、“二人で楽しむ妊活”へと発想を転換していきましょう」と締めくくりました。

正しい知識とオープンな対話を広げるために
セミナーの最後には匿名での質疑応答が行われ、普段は聞きづらい質問や悩みが多数 寄せられました。
「普段一緒に過ごす妻を“女性”として意識する切り替えが難しい」「出産は女性が担うものだから男性側が『子どもが欲しい』と言うと“勝手な発言”と受け取られないか不安」「妊活はライフプランや仕事にも関わるので知りたいと思いつつ、センシティブで話題にしづらい」といった率直な声やアドバイスを求める意見が集まりました。
妊活や性に関するテーマは依然として語りにくい側面がありますが、ここでは正しい知識の共有とオープンな対話の大切さが改めて認識されました。
TENGAヘルスケア・iroha商品の展示と参加特典でにぎわいも!
会場では、TENGAヘルスケアの商品や、フェムケアブランド「iroha」の商品展示も行われ、来場者は実際に製品を手に取りながら説明を受けることができました。


また、アンケートに回答いただいた方には、これら商品をプレゼントする特典も実施。
セミナー後には多くの方が展示ブースに立ち寄り、製品やセルフケアについて質問されるなど、終始にぎやかな雰囲気となりました。
参加者からは「性について明るくみんなで学ぶ雰囲気が新鮮で学びになった」「女性にもためになる内容だった」など、前向きな感想が寄せられました。
TENGAヘルスケアは今後も、エビデンスに基づく正しい知識の発信と、性や妊活について誰もがフラットに語れる社会の実現を目指して活動を続けてまいります。

担当者からのコメント
丸紅株式会社 金融・リース・保険事業部フェムテック事業担当 増井薫乃さん
妊活・不妊治療・性に関するテーマは、関心があっても話題にしづらい領域です。
今回のセミナーでは、わかりやすく実践的な解説と具体例を通じて、社員一人ひとりが“自分ごと”として考えるきっかけになりました。
男女問わず知っておきたい基礎知識を共有し、妊活を「夫婦・パートナーで取り組むライフイベント」として捉え直す機会にもなったと実感しています。
フェムテック担当として、これまで施策が女性向けに偏りがちでしたが、「男性妊活」を掲げた今回は参加者の大半が男性であり、「同僚や部下をサポートするため」に妊活後世代の社員も多く参加してくれました。
この広がりが何より嬉しく、私自身にとっても大きな刺激となりました。
今後も自社・他社の枠を越えて、誰もが生きやすく働きやすい環境づくりに向け、継続的に学びと対話の機会を創出していきたいと思います。
TENGAヘルスケアが運営する妊活の新たな取り組み方を提案するサイト 「ニニンカツ」
https://tengahealthcare.com/nininkatsu/
「ニニンカツ」サイトでは、男⼥ふたりが妊活をきっかけとして絆を深めることを⽬指し、⾃分の性⽣活の状態を知る診断コンテンツ、妊活に関連した医師監修の情報を収集できるコラム、TENGAカンパニーを横断した妊活や性⽣活をサポートするプロダクトの提案までを⾏っています。
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TENGAヘルスケアでは、ご紹介した商品の他にも、早漏、遅漏、腰振り、活力、セックス、性交痛



