2024.05.23

41名が骨盤底筋トレーニング(膣トレ)を続けた調査結果 | 尿失禁にも効果がある?

TENGAヘルスケアでは、骨盤底筋トレーニング(膣トレ)をサポートする「K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)」を販売しています。

 

K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)同梱内容がわかる画像

ケーゲルチェッカーは骨盤底筋の筋力を数値化できるため、骨盤底筋トレーニングの前後に使用して、変化をチェックするのに役立つアイテムです。

挿入して閉じられた所にメモリが残ります。筋力が高い程、メモリの数値も大きくなります。

今回は、尿漏れや膣の緩みが気になっている人を含むモニター41名に、ケーゲルチェッカーを併用しながら骨盤底筋トレーニングを実施していただきました。

結果についてご紹介していきますので、骨盤底筋に関してお悩みがある方はぜひチェックしてください。

また、実際にK-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)を使用している下記の動画もぜひ併せてご覧ください。

 

[目次]
K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)モニターテスト概要
モニターテストの結果
骨盤底筋トレーニングを継続して実施できたか
骨盤底筋トレーニングによるケーゲルチェッカーの数値変化
骨盤底筋トレーニングは尿失禁に効果があったのか
モニターテストに参加した方の感想を紹介
身体面で感じたこと
メンタル面で感じたこと
骨盤底筋トレーニングは継続がキーに
K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)・関連商品はこちら

K-Gel CHECKER(ケーゲルチェッカー)モニターテスト概要

骨盤底筋の筋力が低下すると、尿失禁や膣の緩みが起こります。骨盤底筋の強化には、骨盤底筋トレーニングが有効です。

今回のモニターテストでは、尿失禁や膣の緩みを気にされている方に骨盤底筋トレーニングの効果について(骨盤底筋トレーニングによる尿失禁の改善や筋力の向上)を検証しました。

モニターテストの実施概要は以下です。

実施期間:3カ月間

参加者:20-50代の女性41名(自社サイトを通じてモニターを募集)

参加者の年代 20代8人、30代14人、40代12人、50代7人
このうち出産経験者は10人でした。

モニターテストは以下の流れで実施しました。

  1. 事前アンケート及びケーゲルチェッカーでの測定
  2. 骨盤底筋トレーニング3か月間(毎月1回ケーゲルチェッカーで測定)
  3. 事後アンケート

モニターテストの結果

ここからは、モニターテストの結果についてご紹介します。

骨盤底筋トレーニングを継続して実施できたか

骨盤底筋トレーニングを実施できたかのアンケート結果画像

まず、参加者の骨盤底筋トレーニングの継続率をみていきます。

今回のテストでは、3カ月の期間中、2~3日に1回以上の頻度で骨盤底筋トレーニング実施できた場合を「継続できた」と定義しました。

この「継続できた」に当てはまった割合は約90%という結果でした。さらに、トレーニングを「ほぼ毎日実施できた」という方が、51%を占めています。

医学論文でも、骨盤底筋トレーニングは道具不要で簡単に実施できる反面、継続実施が難しい点が課題と言われています。その中で、今回継続率が約9割であった点は、特筆すべきことでしょう。これは、ケーゲルチェッカーによる筋力変化の可視化、それによる効果の実感が、トレーニングのモチベーション向上に繋がった可能性が考えられます。

上記の表の結果の内訳は以下です。

とてもよくできた:3カ月間「ほぼ毎日」実施できた

できた:最低でも「2-3日に1回」以上の頻度で実施できた

なんとかできた:基本的に「2-3日に1回」以上の頻度で以下できたが、頻度が「週に1回」に減った時もあった

あまりできなかった:「週に1回」の頻度だった

※週に1回未満の実施者はいませんでした

骨盤底筋トレーニングによるケーゲルチェッカーの数値変化

骨盤底筋トレーニングを3カ月間実施した結果、83%の人のK-Gelチェッカーの数値が向上しました。

また、今回のモニターテストにおいて、骨盤底筋トレーニングの実施頻度が高かった方は、ケーゲルチェッカーの数値の向上も大きかったという傾向が見受けられました。

さらに、骨盤底筋トレーニング開始前には、「筋力が基準値*未満」だった方が10名いましたが、3か月のトレーニングを経て、10名全員でケーゲルチェッカーの数値向上が確認されました。

*弱いチェックゲージの数値9(=閉じ切れる)を筋力の基準値としています。ただし、医学的な診断ではありません。

この10名の内、5名が基準値を上回るまで筋力が向上、3名は基準値にギリギリ届かないレベル(数値8)まで筋力の向上が見られました。

5名:基準値にまで到達(ケーゲルチェッカーを閉じきれる)
3名:8の数値まで到達

以上のことから、下記がいえそうです。

  • 骨盤底筋トレーニング(膣トレ)によって、ほとんどの人で筋力が向上する
  • トレーニング頻度が高いほど、筋力も向上しやすい
  • 筋力が弱い人でも、トレーニングによって筋力が向上する

骨盤底筋トレーニングは尿失禁に効果があったのか

骨盤底筋の筋力低下は尿失禁の原因といわれていて、改善には骨盤底筋トレーニングが推奨されています。今回のモニターテストでは、骨盤底筋トレーニングで尿失禁改善に実際に効果があったのか、検証しました。

今回のテストには、尿失禁の頻度が「3カ月に1回以上」のモニターが14名参加していましたが、トレーニング後13名で尿失禁の改善が確認されました。

さらに、上記のうち8名は尿漏れが全くなくなったという結果を得られました。

尿失禁に悩んでいたモニターの感想

また、元々の尿漏れの頻度が「3カ月に1回未満」だったので今回のモニターテストでは効果を測れなかった人からも、骨盤底筋トレーニングを経て、尿意や排尿に関して下記のような意見が寄せられました。

  • トイレが我慢しやすくなった
  • 自身の尿意を感じ取りやすくなった(急に尿意が来ることがなくなった)
  • トイレで尿を出し切れるようになった

さらに、尿漏れの悩みが改善したことによって、精神面でも前向きな変化を実感したという声が多く見受けられましたので下記にご紹介します。

  • 思い切り飛んでも漏れないという安心感。子どもといっしょに楽しめる嬉しさ。大丈夫だという自信につながりました
  • 自分は骨盤底筋の筋力が弱いんじゃないかと思っていたが、トレーニングを経て不安がなくなったように思います
  • 尿意を我慢できるぞという自信がついた
  • くしゃみが怖くなくなった。これまでは、出先でお手洗いにいきづらいときもあったのでそういう不安があった
  • 電車や映画鑑賞中の不安が薄まって、落ち着いておでかけや映画鑑賞をできるようになった

※個人の感想です。効果には個人差があります。

モニターテストに参加した方の感想を紹介

ここまで、骨盤底筋トレーニングを3カ月間継続的に実施して、尿漏れに対して実感した変化をご紹介してきました。

モニターテスト参加者の方の中には、尿失禁のお悩みの他にも、前向きな変化を実感したという声があったので、併せてご紹介します。

身体面で感じたこと

  • 下腹部が痩せた(鏡で見るのと触った感じが変わった、ズボンが緩んだ感じもあった)
  • 週に1回程あった湯漏れがここ1ヵ月は1回もなかった
  • 骨盤臓器脱の症状はああるが、悪化は骨盤底筋トレーニングで防げるという自信が出た
  • 感覚的に、膀胱が下りてきている・膣壁が見えている感じがなくなったり、下りていないなと感じる。体調が悪いときやお腹に力が入っているようなときにたまには症状が出るものの、かなり頻度は減った
  • セックス時に相手から「締まりが良くなった」と言われた
  • 生理痛が以前より軽くなった気がする

※個人の感想です。効果には個人差があります。

メンタル面で感じたこと

  • 骨盤底筋トレーニングを通じて、自分の体と向き合い、セルフケアが上手になったという自負が生まれた。どのように体をケアすれば良いかわかっているという安心感もある
  • トレーニング中に私生活の変化によりメンタルがあまりよくなかったが、トレーニングを続けられていることは自信になった(自己肯定感)
  • 骨盤底筋が弱くなると色々「尿漏れ」「子宮脱」があるとのことで、特に子宮脱がインパクトがありすぎて防がなきゃと思った。高齢者が多い場所に住んでいて、温泉でおばあ様たちが骨盤臓器脱の話をしているのを聞いていたのでなおさら

※個人の感想です。効果には個人差があります。

骨盤底筋トレーニングは継続がキーに

今回は、尿漏れや膣の緩みが気になっているモニター41名に、ケーゲルチェッカーを併用した骨盤底筋トレーニングを3カ月間実施し、その変化について検証しました。

モニターテストを実施し以下のことがわかりました。

  • 骨盤底筋トレーニングで骨盤底筋の筋力が向上した
  • 尿失禁の改善が見られた
  • その他にも心身ともに良い変化が見られた

また、骨盤底筋トレーニングの実施頻度が高い人ほど、数値の向上など良い結果を得られています。骨盤底筋は、排泄のコントロールや、それに関わる臓器を支える筋肉群です。筋力が低下することで、尿漏れや膣の緩みなどをはじめとした体の不調・悩みにつながります。

骨盤底筋の筋力チェックにはぜひケーゲルチェッカーを活用し、トレーニングの継続に役立てていただければ幸いです。

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