早漏座談会 後編「結局、挿入時間の長さは重要?」
前編と中編では、どうして自分は早漏なのか、各々の早漏対策について語り合いました。
最後は、挿入時間についての男性側・女性側の意見で話し合いました。
他のコラムはこちらから
前編「どうして私は早漏に?」
中編「早漏対策に正解はあるのか」
座談会参加者プロフィール
【★は早漏のお悩み度を表しています】
イノウエ(32)★4.5:普段の挿入時間は平均で2~3分ぐらい。同棲して2年。セックス頻度は週1ぐらい。
サイトウ(37)★3:普段の挿入時間は粘って5~10分ぐらい。親しい仲やリラックスした状態だと挿入時間は伸びる傾向あり。セックス頻度は週1。
ヤマモト(27)★2:元々挿入時間は長めだったが、ここ1年ぐらいで特定の体位だけ早漏に。正常位だと、5回ぐらいの腰振りで射精してしまう。
ウシバ(33):遅漏・膣内射精障害であり、遅漏側の意見として参加。
ワタライ(30):早漏で悩んでいる人とセックス経験あり。
アオヤギ(32):夫が最近になって早漏気味。本人から「自分は早漏かも」と宣言され、「たしかに」と答える。
早漏も遅漏も、時間は違えど気持ちよさの総和は同じかなって
イノウエ:お二人は挿入時間の長さに憧れってありますか?
ヤマモト:元々長めだったのもあり、長すぎても実際どうかなと思っています。長い短いというよりも、本当にお互いが満足できる時間が理想だと思います。
イノウエ:クレバーな回答だ。サイトウさんはどうですか。
サイトウ:まだ憧れではありますね。でも、今日の座談会で遅漏であるウシバさんが「挿入時に気持ちよくない」という話を聞いて、元々持っていたイメージの「遅漏の人はこんなに気持ちいい時間が長くていいなぁ」というのが崩れました。そう考えると、気持ちよさの総和はみんな等しいのかなと思って。
イノウエ:自分も、射精できない大変さは話を聞いたので分かるんですが、それでも憧れは捨てきれないですね。やっぱり相手に満足してもらいたいという気持ちが強いのかも。
腰を振るのは思ったより遅くて大丈夫だよ
ウシバ:そもそも、早漏の人はゆっくり腰を振ったらいいんじゃない?
イノウエ:ゆっくりって言っても、どれくらいのペースがいいんですか。
ウシバ:セックスガイドで紹介してるのは90BPMぐらいで十分だって書いてる。サザンのTSUNAMIぐらい。風に戸惑う~弱気な僕~♪(歌いながら手拍子)
イノウエ:いや、普通に早いですよ!
相手がイキそうになったら、休んでお話してます
ワタライ:私は相手が早い段階でイキそうになってたら、ちょっと休んでますね。普通に話したりとか。
サイトウ:えー!普通に話す?
ワタライ:そうです。相手が疲れちゃった~みたいな感じになるので、一旦休憩して世間話とかしてますね。
アオヤギ:えー優しい
ワタライ:で、相手が大丈夫になってきたら、また動き出してっていう感じですね。それを繰り返してます。お互いがリラックスして楽しむみたいな雰囲気を大事にしています。
イノウエ:すごくいいですね。自分が早漏だって相手に分かってもらった上で、休憩挟んでもらえるって理想的な気がする。
動き方に緩急をつけたり、キュって締めないようにしてます
イノウエ:アオヤギさんはなにかやってることありますか?
アオヤギ:こっちが動く側の時は、一旦止めたり、緩急をつけたりしてますね。あとは、私はキュって締めれるんですが、相手が早漏の時はそれをあえてしないっていうのもあります。
イノウエ:なるほど。ここまで聞いてる感じだと、相手が早漏の時に女性側ができることってあんまりなさそうですね。
ワタライ・アオヤギ:正直、できることは多くないかなって思います。
イノウエ:やっぱり早漏って自分との戦いって感じなのか…!
三擦り半はちょっと…だけどあんまり気にしてない
アオヤギ:そもそもそんなに対策とかしなくても、私は早さ自体そんなに気にならない。薬とかも別に飲んでほしくないですね。
イノウエ:パートナーが挿入後すぐに射精しちゃうとかはどうですか?
ワタライ:それはちょっと、という感じ。
アオヤギ:あれれ、とはなってしまうかも。
イノウエ:腰を振り始めて1~2分とかだったら?
アオヤギ:それは全然気にならないですね。でも、過去に関係があった人で、挿入した瞬間に射精をしたのに「あー、イキそう!」って嘘ついてきたことがあってめちゃくちゃ萎えたことがあります。早さよりも、そういう嘘の方が嫌ですね。
イノウエ:なんとなく男性の気持ちも分かるけど…。射精をしたというのは分かるんですか?
アオヤギ:明らかに腰が止まってたので分かりました。でも、ずっと「あー、イキそう!」って言い続けてるんです。
イノウエ:早漏男性にしか分からない、すごく悲しい嘘だ…。
※コンドーム装着時は、射精後すぐに陰茎を膣内から抜く必要があります。陰茎からコンドームが外れてしまう可能性が高いためです。
男性の早漏の悩みは人それぞれ!
早漏について、原因や対策法、女性側がしていることを話し合ってみました。
早漏の原因は体質の場合ももちろんありますが、心理的な緊張等も原因になっていそうです。話し合いの中で出た「パートナーにも早漏であることを知ってもらう」というのは心理的な面でかなり良い影響がありそうだと感じました。
意外と女性側は早いことを気にしていないようなので、自分ひとりで早漏と戦わず、一度話してみるのは良いのではないでしょうか。
これまでの座談会はこちらから
前編「どうして私は早漏に?」
中編「早漏対策に正解はあるのか」
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早漏のような射精までの早さで悩んでいる方もいれば、その逆で遅漏や膣内射精障害といったなかなか射精ができなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
挿入時間の希望についてはパートナーとすり合わせるのが大事ですが、なかなかそんな話は難しいというカップルもいると思います。
TENGAヘルスケアの過去の調査*では、女性の理想の挿入時間は平均9.7分という結果がでました。
*2017年実施。女性449名(20~40代:各100名、50代:80名、60代:69名 平均年齢42.7歳)
思ったより長いなと感じた人も、そんなに短いの!?と思った人も、射精のタイミングをコントロールできるようになると、セックスはより良いものになるかも知れません。
挿入時間が気になっている、という方はぜひ以下から詳細をご覧ください。


