TENGA Healthcare始まります
皆さんこんにちは。TENGAで最初にブログを書いてから早11年。(初ブログ → http://blog.tenga.co.jp/archives/25870054.html )
読み返すと恥ずかしいものばかりで、自分の客観性の無さに呆れるトンガリこと佐藤雅信です。
TENGA入社以来、松本社長のアシスタントから始まり、開発業務、海外営業と渡り歩いてきましたが、この度株式会社TENGAヘルスケアという会社を設立し、代表に就任致しました。
三度の飯よりTENGAとはよく言ったもので、2008年、2009年には米国のマスターベーションのマラソン大会である「マスターベータソン」で2連覇するなど、性の楽しみを追求し続けてきた12年でした。
(マスターベータソン2009のブログ→http://blog.tenga.co.jp/archives/25870501.html)
5歳で快楽を覚え、思春期はオナニー三昧。20代半ばにしてマスターベーションマラソンチャンピオンに。そんな早熟な私は、射精のし過ぎのせいか職業病か、30代前半にして早くも性欲減退の憂き目にあいました。
また、極度の遅漏と膣内射精障害も患い、オナニーをするのも億劫となり、妻との性生活にも支障を抱えたり、それが原因で子づくりにも消極的になってしまったり・・・以前のように性を楽しんだり、性に向き合うことができなくなってきている自分に気が付いたのです。
半ばアイデンティティを失ってしまった私は、苦悩する日々の中で、自分にできることを探していました。
その結果たどり着いた一つの答えが、TENGA Healthcareでした。
自分のように何らかの原因で性を楽しめなくなっている人がたくさんいる。
そんな人に「性を楽しもう!」とか「性生活を豊かに!」とかTENGAが提唱するポジティブな言葉を投げかけても、そんな気分には中々なれないのではないだろうか。
それであれば、自分も含め、性に悩み、問題を抱えて性を楽しめなくなっている人を、もう一度性を楽しめるようにしたい。悩んだり問題を抱え無いように予防したい。そう思うようになりました。
ではどうやって解決していくのか。
性の問題というのはその特性上、とても公になりづらい。
例えば医療の分野では、病院に行くほどではない/病院で治すものではない と思ってしまって適切な治療を行わず、結果として性的な健康が得られなかったり。
福祉の分野では、障がい者の性・性欲について存在しないものとしてみなされてしまったり。(最近ではだいぶ見方も変わってきましたが、一般の方がそれを発信するのはまだまだハードルが高いですね。)
教育の分野では、思春期に十分な性教育が行われないことにより性感染症や意図しない妊娠、射精障害がおこったり・・・
そういったこれまで専門家・機関だけでは予防や解決が難しかったような世の中の様々な性にまつわる課題に対して、TENGAで培ってきたノウハウを基に、医療・福祉・教育、各分野の専門家・機関と連携して課題の解決を行っていこうとしています。
また、上記のことを実現する基礎として「性」の究明や発展に資する研究活動も行っていきます。
性の悩みや問題を予防・解決する。
解決が難しいことに関してはできる限り寄り添い、サポートをする。
その思いを胸に、TENGA Healthcareで会社としても個人としても新たな一歩を踏み出して参ります。
会社設立とはいえ、まだまだ準備室的な形で具体的な製品やサービスと鋭意開発中ですが、TENGA Healthcareの活動をブログにてご紹介していきますので、ご覧頂ければ幸いです。
(株)TENGAヘルスケア オフィシャルサイト
www.tengahealthcare.co.jp
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