神港学園⾼等学校(神⼾市)にてTENGAヘルスケアとプリュームレディースクリニックが共同で性教育授業を実施〜⺠間企業とクリニックが取り組む包括的性教育〜
不妊治療を専⾨とするクリニック「プリュームレディースクリニック」(兵庫県神⼾市/院⻑ 松本由紀⼦)と、2023年11⽉1⽇(⽔)、神港学園⾼等学校(兵庫県神⼾市)にて、⾼校2年⽣約300名を対象とした性教育授業「みんなで学ぼう︕未来に⽣きる性教育」を実施します。
⽣徒が性における適切な選択ができることを⽬指し、それぞれの専⾨的な知識を活かし、⽣理・ピル、コンドームの使い⽅、デートDV・性的同意、マスターベーションなど、幅広い項⽬の授業を⾏います。
授業詳細
⽇時:2023年11⽉1⽇(⽔)13:20-14:40
場所:神港学園⾼等学校(兵庫県神⼾市中央区⼭本通4丁⽬19-20)
登壇者:TENGAヘルスケア 福⽥眞央、プリュームレディースクリニック 松本由紀⼦(産婦⼈科専⾨医・⽣殖医療専⾨医)
<13:20-13:50>プリュームレディースクリニックパート
・⽣理、ピルについて
・コンドームの使い⽅
<13:50-14:00>休憩
<14:00-14:40>TENGAヘルスケアパート
・男性のからだ(マスターベーション・ペニス)
・デートDV、性的同意
登壇者詳細
TENGAヘルスケア 福⽥眞央
教育事業担当スタッフ保健体育教員/思春期保健相談⼠
⼤阪の⾼校で保健体育教員として働いた後、性教育を極めたい想いから⼤学院に進学。
ジェンダー学と教育学を学び、性教育に関する研究に勤しむ中で株式会社TENGAヘルスケアと出会う。
現在は、主に性教育WEBサイト「セイシル」の運営と、出前授業講師を担当する。
プリュームレディースクリニック 松本由紀⼦
産婦⼈科専⾨医・⽣殖医療専⾨医
⼥性医師による不妊治療クリニックとして2021年2⽉に神⼾市東灘区にて開院。体外受精を⾏わず、⼀般不妊治療を中⼼とした婦⼈科診療を⾏っている。
特に卵管が狭くなっている(狭窄)や、詰まっている(閉塞)に対し、0.6㎜の内視鏡を⽤いた⼿術であるFT(卵管鏡下卵管形成術)は、年間200件超と⽇本でもトップクラスの件数を誇る。
⽣理不順や⽣理痛は不妊の原因にもなることから婦⼈科受診のハードルをさげるべく、啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。
開催の背景
神港学園⾼等学校が性教育授業を依頼した想い 養護教諭 鏡原友実
本校では以前から、婦⼈科の先⽣による性教育授業を実施していましたが、新型コロナ感染症流⾏のため、対⾯での講演会の実施が困難な状況が続きました。そのような状況の中で、性の悩みを保健室で聞く機会が増えていきました。「⾃分は包茎かもしれない。病院へ⾏った⽅がいいのか分からない。」「⽣理痛が強いけど、痛み⽌めはあまり使わない⽅がいいですよね。」「マスターベーションは毎⽇してもいいものですか。」寄せられる悩みの多くは保健の授業では取り扱わない内容です。
⾼校卒業後にこれらの問題を解決しようとした時、⾃分で情報収集をして正確な情報を⾒極めなければなりませんが、ネット上やSNSで情報が溢れる中、その判断は難しいものです。⾼校在学中に少しでも性について正確な情報を得ること、また、知識だけでなく⽣活レベルでどのように気をつける必要があるのかを⾝につけることを⽬指して、学年や学校と話し合いながら性教育授業の内容を深めて再開する事を決めました。
これから社会に出て⽣きていく⽣徒たちが、性教育授業で得たことを活かして、男⼥間のみならず、同性、ひいては広く他者を思いやり、これからの⻑い⼈⽣における⼈間関係を豊かなものにしてほしいと願います。
⺠間企業とクリニックが共同で授業を実施する背景
神港学園⾼等学校より授業開催の依頼があったプリュームレディースクリニックが、男性のからだや悩みについての専⾨知識を求めてTENGAヘルスケアに相談し、協業が決定いたしました。
他校と⽐較した本授業の特徴
①性別により授業内容を区切らず、お互いのからだを知る機会を設けていること
②マスターベーションやコンドームの付け⽅など、他校では扱いづらい内容も積極的に採⽤していること
③⼥性の⽣理について必要以上にタブー視せず、男⼦⽣徒も含めて正しい知識をつけてもらうこと