「健康な赤ちゃんのために葉酸を飲みましょう」という話は知られてきていますが、一方でビタミンD不足の女性が意外に多いんです。不妊治療をしてる方々をみていると、推奨されている数値に届いていない人が8～9割います。
妊娠を希望している方、健康な赤ちゃんを産みたい方には内側から準備を整えていくことをお勧めしています。
その上で、パートナーとの間でも妊娠したいときにだけ性交渉をするのではなく、普段からコミュニケーションや2人の接点を多く持つことが大事です。その結果、性交渉の回数も増えて相乗効果で自然妊娠ができる状態を目指しましょう。

不妊治療ではいかにして負の要素を減らしてプラスの要素を足していくか、ということが大切です。妊活のために仕方なく性交渉をして、自分もパートナーもストレスを感じていませんか？精神的にリラックスして楽しく性交渉ができれば、自ずと回数が増えて妊娠率も高くなると考えています。約70年前の新婚夫婦は性交渉が週平均3.9回、平均2.6人子供がいたというデータもあります。不妊知療で来られる方は回数自体が軒並み少なく、月4回以下の人がほとんどです。特に男性はストレスを感じると、体からストレス物質が出るので精子に影響を与える可能性も考えられます。お互いが性交渉を楽しんで負の要素を減らした上で、健康な妊娠をサポートする葉酸などの栄養を含んだサプリなどを足していくのがよいと思います。