シードイン
のよくある質問
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- Q.カテーテル挿入部分のサイズはどのくらいですか?
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A.カテーテル先端からツバまでの長さは約8cm、先端の一番膨らんだ部分の直径は約1㎝です。
- Q.挿入時に、潤滑ゼリーやローションを使っても良いですか?
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A.潤滑ゼリーの中には、精子の運動を妨げてしまうものがあります。使用しないことをお勧めします。
- Q.捨てる時はどうしたら良いですか?
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A.外装袋に戻しチャックを閉じて、燃えるゴミとして廃棄してください(各自治体の指示に従って廃棄してください)。
- Q.一度使った物を洗って再使用しても良いですか?
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A.衛生上の観点から、再使用はお止めください。
- Q.使用前に準備する事はありますか?
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A.細菌の混入をなるべく防ぐため、男女ともに手洗い、できればシャワーを浴びてから、清潔な環境で実施される事をお勧めします。
- Q.何ヶ月間くらいを目安に使用すればいいですか?
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A.6ヶ月間を目安に実施し、妊娠に至らなければ医療機関を受診してください(通常のタイミングをとってのセックスを1年続けても妊娠に至らない場合、不妊とされています)。35歳以上の方や、器質性の不妊の疑いがある場合は、上記に関わらず早めに医療機関に相談されることをお勧めします。
- Q.一周期で何日実施するのが良いですか?
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A.排卵予定日5日前~排卵予定日1日後=7日間に3回以上タイミングをとることを推奨しています。通常のセックスとシードインを組み合わせ、なるべく多く実施してみましょう。まずは3日(1set)を目標に、余裕があれば2set実施してみましょう。
- Q.排卵日が良く分かりません。
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A.排卵検査薬や、基礎体温測定、妊活アプリなどを活用してみてください。
- Q.受精する可能性があるのは、排卵日の前後何日ですか?
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A.産婦人科学会によると、排卵日4日前~排卵日当日と言われています。ただし排卵日の特定は個人では難しいため、排卵予定日を割り出し、その前5日と後1日を含めた7日間に、できるだけ多くタイミングをとりましょう。
- Q.妊娠する可能性は、普通のセックスと変わらないですか?
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A.通常のセックスとシリンジ法での妊娠確率については様々な報告がありますが、妊娠率に大きな差はありません。シリンジ法を活用し、タイミングをとる回数を増やすことで結果的に確率が上がることになります。
- Q.そもそも精子の状態を知りたいのですがどうしたら良いでしょうか?
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A.精液検査をお勧めします。病院へ行きづらい、時間が取れないという方は、一度自宅でできる精子観察キットで確認してみましょう。
- Q.射精直後の精液を使わないとダメでしょうか?射精後何時間以内の精液なら大丈夫ですか?
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A.できるだけ早い方が良いですが、難しい場合は2時間以内を目安に注入してください。
- Q.採取する精液は、数日間禁欲(射精を控える)した方が良いですか?
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A.禁欲は不要です。期間中はなるべく毎日おこなってください(普段から精液量が少ない方の場合、初日の注入のみ、2日間程度禁欲してから実施してみてください)。
- Q.採精容器の中の精液を、全量うまく吸えません。
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A.何度かに分けて吸ってみてください。「一度吸ってカテーテル先端を上に向けて空気を出し、再度吸う」を何度か繰り返してみてください。
- Q.精液が容器のあちこちに付いて吸いづらいのですが、どうしたら良いですか?
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A.採精容器の隅に集めて吸ってください。粘度が高くうまく隅に集まらない場合は、15分~30分ほど精液を放置し液化させることで集めやすくなります。
- Q.挿入する時に痛みを感じます。
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A.カテーテルの外側に、精液を付着させてみてください。ただし、痛みが強い場合は使用を中止してください。
- Q.精液注入時はどのような姿勢が良いでしょうか?
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A.横になった姿勢であれば、どの様な姿勢でも大丈夫です。やり易い姿勢で注入してください。
- Q.途中までは問題ないのですが、奥まで入れると痛いです。奥に注入しないとダメでしょうか?
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A.痛みを感じる場合はそれ以上奥には挿入せず、途中の位置で精液を注入して構いません。使用後も痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。
- Q.精液注入後は、しばらく横になっていた方が良いですか?
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A.5分程度横になって、安静にしてください。
- Q.本体を床に落として汚してしまいました。洗って使用しても大丈夫ですか?
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A.衛生上の観点から、使用不可です。
- Q.注入後にカテーテル(管)の中に精液が残ってしまいます。
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A.シリンジ内に少し空気を含ませた状態で注入してください。最後に空気を押し込むことによって、カテーテル内の精液も残らず注入されます。
- Q.採取できる精液量が少ないのですが、最低どれくらいあれば良いですか?
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A.自然妊娠に必要な精液量のWHO(世界保健機関)基準は1.4mlです。この基準値は「自然妊娠するための最低限のライン」という意味になります。 この基準値以下や、基準値を少し超えた程度の精液所見では、自然妊娠する可能性は低いと考えられます。そのような場合、原因に応じた適切な対応が重要です。外陰部の視触診や超音波検査など、医師(できれば男性不妊の専門医)による精密検査を受け、精液所見が悪い原因を探しましょう。