精子の解析が可能に!?待望のメンズルーペアプリ《解析版》ついに登場!!

皆さん、精子観察していますか?

MEN’S LOUPE(メンズルーぺ)はスマホで手軽に使える「精子観察キット」です。

メンズルーペ 精液検査 精子 観察

メンズルーペには、精子観察をサポートするアプリ(iOS専用)がありますが、このたびこのアプリに、

精子の解析機能が追加されました!!!

しかも解析料金は現在無料です!!!

解析料金は今後変更される可能性があるため、気になる方はぜひこの機会に使ってみましょう!

今回は、ついに登場したこの解析機能の使用方法、上手な活用方法を紹介します。

★iOSアプリのインストールはこちらから
(注意)
・アプリを解析機能にアップデートすると、解析機能の実装以前の撮影記録は削除されるためご注意ください。
・アプリが上手く動作しない場合は、一度アプリをアンインストールし、再度インストールしてください。

Androidユーザーはコチラをチェック

メンズルーペ 精子 解析 妊活

メンズルーペアプリ《解析版》には、「精子観察のサポート」「精子の解析」という2つの機能が備わっています。

精子観察のサポート

メンズルーペアプリでは、精子を綺麗に観察できるように、操作や撮影方法をガイドします。

撮影のコツや手順などをチュートリアル形式で説明してくれるので、指示に従って撮影してみましょう。

アプリを進めると、採取した精液量を測定するよう指示が出ます。精液量の情報も解析に使うので、忘れず測定するようにしましょう。

<参考>
精液の量を簡単に測る方法

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精子の解析

精子がきれいに撮影できたら、その動画をサーバーへ送って解析します。サーバーへ送る前には、綺麗に撮影できたかを確認する画面があるので、そこでチェックしてからサーバーへ送ります。

解析には十秒~数分かかるので、通信が良い環境でしばらく待ちましょう。

解析が完了すると以下のように、結果が表示されます。

メンズルーペ 精子 解析 妊活

解析結果は、

  • 総運動精子数
  • 精子濃度
  • 運動率
  • 精液量

の4つの項目で表示されますが、この中で注目すべきは「総運動精子数」です。

総運動精子数は「1回の射精精液中の運動している精子の総数」を意味しており、総運動精子数を目安として不妊治療の方法は以下のように変わります。

<総運動精子数と不妊治療の目安>

  • 2000万匹以上:タイミング法
  • 1000万匹以上:人工授精
  • 1000万匹未満:体外受精または顕微授精

もちろん、アプリ内では他の項目の基準値なども参照できるので、自分の結果がどの程度か確認してみましょう。

また、解析動画を再生すると、運動精子と運動していない精子を色別で見ることができます。精子のダイナミックな運動を、ぜひお楽しみください。

<参考>
精液検査の「基準値」とは?数値の意味を解説

精子観察の心得①「1射精で3カ所以上を撮影」

1回の射精精液の中でも、観察する液の場所によって、精子の見え方には差があります[1]。

なので、メンズルーペでの精子観察でも、1回の精液で位置を変え3カ所以上の観察&解析をしましょう。結果画面の「もう一度撮影する」を選択すれば、すぐにカメラが起動し、再度撮影ができるので簡単です。精液の位置を変えるときは、メンズルーペのマグネットをずらすか、新しい液を載せればOKです。

メンズルーペ 精子 解析 妊活

1日内で複数回の解析をすると、アプリが自動で結果の平均値を計算してくれます。最終的な結果として、この平均値を確認するようにしましょう。

精子観察の心得②「2,3日空けて数回観察」

精液の状態は、測定のたびに大きく変化するため[2]、1度のチェックでは自分の状態を適切に把握できないと言われています。

メンズルーペでの観察でも、2,3日空けて数回観察するようにしましょう。

<参考>
一喜一憂は禁物!?精液検査の結果のバラツキについて

気になったら医療機関で早めの検査を

メンズルーペは、あくまで「簡易的」な観察キットで、医学的な診断をすることはできません。また、精子には形態正常率やDNAの断片化指数など、医療機関でないと検査できない項目が多数あり、医学的な判断をするためには、医療機関での「精液検査」が必要です。少しでも自分の精子の状態が気になる場合は、ぜひ医療機関へ相談してみてください。

メンズルーペを使ったオンライン診察もあるため、「わざわざ病院にいくのはちょっとな」と思う方は利用してみても良いでしょう。

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【参考/出典元】
[1]ヒト精液検査と手技 WHO・ラボマニュアル5版 翻訳(高度生殖医療技術研究所)
[2]World Health Organisation. WHO laboratory manual for the examination of human semen and sperm-cervical mucus interaction. Cambridge university press, 1999.

 

<著者プロフィール>
TENGAヘルスケア 研究開発主任
牛場 栄之(うしば ひでゆき)
平成3年生まれ。大学および大学院では神経科学を専攻、2016年に株式会社TENGAへ入社、以来TENGAヘルスケア製品の研究開発を担当、その後現職。
製品開発のかたわら、皆さんに役立つ性や妊活の情報をお届けします!

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