NPO市民団体「障がい者・児の性と生を考える会」を共同設立しました!

左手に日本酒、右手に絶品みたらし団子を持って、満開の桜の下で春を満喫したい今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。中野です。

先月の2017年2月14日(バレンタインデー。愛を伝える日!)。

(株)TENGAヘルスケアは、愛媛県松山市を拠点に、NPO市民団体「障がい者・児の性と生を考える会」を有志の方々と共同設立いたしました。
大変恐縮ながら、当会理事を仰せつかりました。頑張ります。

この会は、障がいのある子どもと共に歩むお父さんやお母さん、性教育に長年携わってきた教員の方など、それぞれの立場は違えども、色んなご縁のおかげで同じ目的をもつ仲間たちが繋がり、結成されました。

当会の目的。それは、「障がい者の性と生について、本人を交え、家族と共に考え、当事者家族に全てを押し付けるのではなく、障がい者本人を中心とした家族を、地域が支え合う社会を作ること」

入社前から、障がい者の性問題に対して、何か自分に出来ることがあれば…と思い、日々アンテナを張りながら活動を続けておりました。勉強会全国性教育研究大会①、“人間と性”教育研究協議会全国大会…など、参加していくたびに、世の中でやらなければならないことがなんとなく見えてきたような気がしています。

ただ、それは個人でも企業でも、頑張ってどうにかなるものではなく、多くの人が動かなければならない、動くべきことなのだと思います。単に目の前の問題を解決していくのではなく、その先に立ちはだかる社会を、文化を変えていくことで、この現状の悪循環をやっと断ち切ることができる。立ちはだかる壁が大きい場合、リスクは承知で挑戦していかねばならない。きっとこの問題は挑戦するものなのだと、じわじわ思ってきたわけです。

「多くの人が性についてどう扱ったらいいのか分からないし、教わることも少ない。教えようにも、どのように教えたらいいのか分からずに、ただただ子どもが成長していくことに嬉しさもあるがその反面、不安も覚え、成長を安心して見守りきれない。性に関して直接的なサポートはなく、当事者家族が抱え込み、自分たちが居なくなった後の将来を不安に思う日々を過ごしている。この葛藤は、もう何十年も前から当事者、当事者家族や施設関係者が抱え込み続けている。各地で色んな取り組みはされているけれども、現状はあまり変わっていないのでは?」といったような、悪循環な状況に陥っている現状。

もちろん、日頃のポジティブな事も沢山あるでしょう。
それでも、フタをしているネガティブとされている事と向き合わなければ、悩み続ける人たちがいる。

性の支援に立ち上がった人も居た。
素晴らしい対応をされている親御さんや職員さんも居た。
知識を得ようと勉強会や講演会に参加する親御さんや職員さんも居た。

きっと皆の目的はよく似ている。ただ不器用なだけなんじゃないかと。
だから、一人ではなく、皆で立ち上がって、挑戦していければいいなと思っています。

はじめの一歩を踏み出して、挑戦していく仲間と出会えました。
愛媛県松山市から、全国へ。

障がい者・児の性と生を考える会、始動いたします!

仲間をもっともっと増やして、障がい者・児の性の問題を取り巻く環境を変えていきたいと思っております。

もしよろしければ、応援してくださいな(FBもやっております)。

はじめまして!TENGAヘルスケアの中野です!
「障がい者の性~その基本的な考え方~」記念講演会開催!